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失敗したくない
次の日の朝
目覚まし時計はいつも通りの時間に鳴った
カチャッ
止めて、天井を見つめる
制服は、昨日のうちに用意してある
鞄も、靴も、玄関に置いたまま
それなのに、体は動かなかった
学校に行けば、3人がいる
私の手を引いてくれた、朝倉先輩
暖かくて優しい、エルナ先輩
可愛いことに全力な、星野先輩
優しくて、温かくて、何も悪くない人たち
でも今の自分で、その中に立つのが怖かった
——また失敗するかもしれない。また、壊しちゃうかもしれない
喉が、きゅっと鳴って、頭に激痛が走った
結局、その日は学校を休んでしまった
スマホが何度か震えたのは分かっていた。画面を見なくても、誰からかは想像がつく
見ようとして、未読のまま、伏せる
(心配、させちゃってる)
そう思っていても、返事を打つ気力も出なかった




