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調子こくとコケるのは柴犬のいつもの事
村に来ると作者が犬小屋でふて寝していた。
うん。
可愛くない。
「どうした?」
「あ~~ホラー企画がな~~最初が上手く行ったんだよ多分」
「多分ってなんだ?」
「いや概ねという感じで」
「ほう」
「後半最後らへんが失敗して総スカン」
「いつものことだね調子こいて総スカン」
「うん」
「「……」」
僕らは沈黙する。
「悪かったなあああああああああああああああっ!」
「あっ……発狂した」
「短編とは言えなかったよっ! 連載式の短編だし」
「自覚有ったんだ~~」
「でもさ七不思議まではソコソコ人気が有ったのにああなるとは思わんじゃんっ!」
「いや寧ろ予想したろ少しは」
「有ったよっ! だって一段階段が増えたり4階になるのの何処が怖いの!?」
「あ~~」
「普通に小説にしにくいしっ!」
「うん」
「アレをどうしろとっ!?」
「頑張れ」
「うがあああああっ! キャラにバカにされたあああああああっ!」
「あはは~でも連載化するの?」
「するわ」
「おおう」
「だって面白いと言った人がいたし」
「そうか~~」
「まあ~~七不思議は肝心な部分は変えて書こうと思う」
そう言いながら作者は犬小屋には入る。
そのまま腕を枕にして眠る。
「なにやってる?」
「果報は寝て待てというし」
「……」
まあいいか。




