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#11
メイド達に案内されて着いた場所は、この屋敷の書庫の前だった。
そこで……
そこで………。
「お嬢様!」
シルレイがその前で倒れていた。
即座にシルレイの元に駆け寄り、軽く揺すってみる。
全く動く気配がない…。
「救急車…救命には連絡しましたか!?」
「しました」
ユウシが聞くと、ユウシがここへ来た時に既に居た人の一人が答えた。
「そうですか、助かります」
言いながら、シルレイを凝視する。
─……何故倒れているか分からない以上、下手に動かすべきではないな。 外傷は無いとはいえ、理由は不明だかどこかに頭を打った可能性や突発性の病気…特に脳出血などの出血性の病気だったりする可能性もある…




