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#9



「あ……執事長…」


「!」


シルレイの部屋の中に入ると朝食を持ってきた先程の使用人が居た。


しかし、シルレイは居なかった。


「お嬢様はどちらに?」


使用人が恐る恐る聞いてきた。


─……………。


「…私も探していた。……いずれ戻ってくるだろうし、仕事に戻っていいですよ」


言い、使用人を部屋から出した。


─本当に……まぁ、お腹空いたら戻ってくるかなぁ…。


溜め息をつき、シルレイのベッドに座ったユウシは、後ろの窓を確認して、部屋に誰も居ないことを確認した。

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