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【コミカライズ】【電子書籍化】【ゲーム化】左遷された悪役令嬢、前世がvtuberだったので田舎でスローライフします〜婚約破棄×パーティ追放×左遷ですが、めげずにざまぁします〜  作者: ムポゥ神父
三章 乙女ゲームのヒロインに転生したけど、悪役令嬢が不在なせいでイベントが起きません!〜魔王討伐譚〜

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38話 ドタバタ⭐︎キラキラ⭐︎大復活☆彡 上

 

ラトソルの身体が、糸の切れた人形のように崩れ落ちた。温かい血がリリエッタの手を伝い、床に赤い滴を落とす。その音が、やけに大きく響いた。


「……どうして、こんな……」


震える声が漏れたのは、ラトソルではなく、リリエッタ自身だった。彼女は知っていた。この瞬間を選んだのは自分だ。“予言の主”の言葉に背中を押されたとはいえ、刃を振るったのは自分の意思。

ラトソル──いや、アイリス・フォン・エルディアは、薄く笑ったように見えた。


「……やっぱり……気づいたのね……リリエッタ……」


ラトソルは生死の境を彷徨いながら、言葉を紡ぐ。


「私の婚約者を奪って……"リリエッタ"の人生も奪って……よく被害者面できるわね……」


リリエッタは何も答えない。


「私はずっと、あなたのことが嫌いだったわ……リリ……」


 リリエッタの名を呼ぼうとして力尽きたのか、リリエッタの前世の名前"莉里"を読んだのかは分からない。ただ、その二文字はリリエッタの心を揺さぶった。その声は、スパチャをした自分の名前を読む、彼女に似ていたからだ。


「アイリとアイリス……名前だけじゃなく声も似てるのね」


 名前の類似は、重要な要素である。アイリスの他にも、悠人とユウト、莉里とリリエッタなど、運命としか思えないような何かがそこには隠れている。そのことを、リリエッタはまだ知らなかった。


だから、その場で起きたことを正しく理解できたのは、そのことを知るマーサだけだった。


 死んだはずのラトソルの身体がぴくりと動く。ラトソルは不気味に起き上がると、「あー、あー、」と声を出した。何かが乗り移った——リリエッタはそう考えた。そしてそれは誤謬ではなかった。


「キラキラ〜!みんなの夜空、星乃アイリだよ〜!」


キラキラモード全開の私が、元気な挨拶で大・復・活⭐︎!







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― 新着の感想 ―
えぐい、激アツ展開なのに似た名前多すぎて分かりづらすぎるw
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