これからの二人。
短いですが最終話です。
「ふふ、もう逃げられないけど、いいの文目?」
「……もとより逃げる気はないですよ」
ことが終わった後。
朝霧は文目の胸元で甘えながらそう言う。
文目は朝霧の体を労わりながらそう返した。
流石に九大家の生娘に手を出して責任を取らないわけにはいかない。
六道文目の生涯の伴侶は、もう九醸朝霧に確定したと言ってよかった。
「後悔しない?」
「しません」
はっきりとそう返す文目にぎゅうとしがみつく朝霧。
「ねぇ…」
ノドを鳴らす猫のように、甘く擦り寄る。
「…ちゃんと幸せにするからさ、後悔、しないでね?」
「だから、しませんって」
そして朝霧は、とろとろに微笑むのだった。
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さて。
無事結ばれた二人を見届けて、この話は一旦の終わりとなる。
ただ、二人の物語はこれからも続いていく。
同級生から「あれが先輩を孕ませ、小学生で父親になった六道文目か」と戦慄されたり…
お腹がおっきいまま通学し、産休で留年し、子供を抱いて卒業したり…
文目が大学生になる頃に、同じ大学に(裏口)入学して一緒にキャンパスライフをエンジョイしたり…
大学で、六つ上の子持ちの人妻と知りながらナンパをしてくる輩を、半殺しにしたり…
いつまでも老けない朝霧が、息子の妹にみられたり、娘の妹にみられたり、文目の娘にみられたり…
結局文目は五業芳一に引き分けるのが精一杯だったり…
いつまでも仲睦まじかったり…
そんな感じで色々あるのだが、それは全て、また別の話である。
おわり
ありがとうございました!
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次回作『地味な次男が変わ(TS)ったら』!
よろしくお願いします!!




