マーケティング戦略
ロイは最近悩んでいた。
最近マーケティング戦略というものを勉強し始めたのだ。
マーケティング戦略とは
一般的に「誰に」「どんな価値を」「どのように提供するか」を決める取り組みを意味する。
他の商家に対して、自社商材の差別化を図り、どのような人にどのような価値をどのように提供するかを考える事がマーケティング戦略という。
なるほど。
付加価値の時に考えたものと一緒かと思いつつも
勉強を進めていた。
そもそもマーケティング戦略を勉強し始めようと考えたのは、ロイは直感に頼ったビジネスを展開しており、商家としての資源が無駄に使われている可能性があると考えた。
これらを最大限活用していくために今回マーケティング戦略を学ぶ事にしたのだ。
マーケティング戦略とは
5つのステップがあるとの事だった。
1.環境を分析
2.ターゲットを決める
3.ポジショニング
4.価値の検討
5.戦略を決定
この5つを自家に置き換えて考えていこうと思う。
1.環境を分析
付加価値について考えていた時に環境を分析したが、
自家には商品を安くしたり独占商品を多く開発する事はできない。
ただ1つ空間収納魔法書をこの前開発できた事で他商家との差別化を図ることができていた。
これは独占商品であるため、一定の人々を囲う事ができていた。
脅威の部分であるとするならば類似の商品が他商家で出てしまったら売上が下がってしまう。
そのため、新たな新商品は当面の課題となっていた。
2.ターゲットを決める
ターゲットだが、もちろん空間収納魔法ベースで売上が形成されているため、当然客層もそちらに寄らざるを得なかった。
冒険者と家を守る主婦
これがターゲットだ。
冒険者は素材を持って帰る際にどうしても収納の限界が課題となっていた。
空間収納魔法はこれをクリアできる。
また主婦も買い物行くときや重い荷物を持つときに不便さを感じていた。
空間収納魔法はこれをクリアできる。
ターゲットはこれに決まった。
逆にターゲットにならない部分も今回はターゲットではないが、全ての人々を幸せにするという目標があるため、商品力をあげて更に客層を広げなくてはと考えた。
3.ポジショニング
商家マチルダはどのような事で人々を豊かにしていくのか。
今回空間収納魔法書を販売していく中で直にお客様が喜んでいる姿をたくさん見てきた。
ロイ率いる商家マチルダは
全ての人々を豊かにする
というミッションがある中で、高い価値を提供しつつも、リーズナブルな価格にする事で全体的な波及を目指す。
そして、一部の豊かな人々が利用する事で価値を高めるという事ではなく、全体的に波及をしていく事で普及率を高め、価値をあげる。
このポジショニングで他商家との差別化を図る事にした。
4.価値の検討
ここまで考えてきた中で、商家マチルダは現在冒険者をメインに経営している他商家とは違い、一般の人々にも役にたつ商品を提供する事で、自家の他商家との差別化を図り、販路を拡大していく事にした。
こうして
環境分析
ターゲット
ポジショニングの明確化
価値の検討
をする事で
商家マチルダは価値の検討でも伝えた通り、
冒険者に限らず全ての人々に役に立つものを販売していく事に決めた。
また、開発する商品も武具や防具ではなく、
あったらいいなと思える商品を開発していく事を決めたのであった。




