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循環が一段落すると
続き
循環が一段落すると、リナが満足げに息を吐いてベッドに倒れ込んだ。
「ふぅ……。今日の分、ちゃんと出せた。勇者様の手、相変わらず上手いね」
セラはまだ少し顔を赤らめたまま、薄いシャツを整えながら隣に座る。
「……私も、楽になりました。明日も、この調子でいけそうです」
エルが静かに自分の胸を覆い、ランプの光を見ながら言った。
「魔力の質、非常に安定しています。夜の間にさらに整うでしょう。明日の依頼にも、良い状態で臨めます」
四人はそれぞれのベッドに体を預け、部屋の空気が次第に落ち着いていく。外の夜は静かで、遠くで風の音だけが聞こえた。
リナが眠そうに目を細めながら、最後に小さく言う。
「おやすみ。また明日も、よろしくね」
セラが小さく頷き、エルが穏やかに微笑んだ。
ランプの炎がゆっくりと揺れ、四人の夜が静かに更けていった。
宿屋の部屋は、魔力の余韻とともに、穏やかな眠りへと向かっていた。
(続く)




