合同パーティは大型オークの討伐へ
翌朝、合同パーティは大型オークの討伐へ
翌朝、七人とフェアリーは村落の宿屋を出て、北部深部丘陵の大型オーク討伐に出発した。
街道を進み、深部に近づくにつれ魔物の反応が強くなる。一度目の遭遇は、大型オーク二体とゴブリン四匹の小規模な勢力だった。
基本陣形で対応する。セラと合同パーティの盾役が前に立ち、俺が交互に胸へ触れて防御を補充。リナが側面から加速で斬り込み、エルともう一人の魔法使いがフェアリーの光を受けて魔法を放った。短時間で殲滅が完了する。
二度目の遭遇は、少し進んだ岩場で起きた。大型オーク三体とゴブリン三匹。前回より連携が取れていたが、シミュレーションと温泉での循環合わせが活き、乱れを最小限に抑えて処理した。フェアリーが双方の胸の近くを激しく舞い、魔力の質を安定させる。
二度の遭遇戦は、すべて殲滅で終わった。
「順調です。深部の本隊まで、もう少しです」
エルが静かに告げる。
合同パーティは、大型オークの討伐に向けて確実に前進していた。
深部オーク本隊との遭遇戦
深部の岩場に入ると、大型オークの本隊が姿を現した。
五体の大型個体が、太い棍棒を構えて立ちはだかる。通常の小集団より明らかに大きく、威圧感があった。
「本隊です。陣形を維持して対応します」
セラと合同パーティの盾役が並んで前に出る。俺は二人の胸に交互に手を置き、防御魔力を厚く補充した。新しい剣が魔力をスムーズに通し、刃に光が宿る。リナが加速を受け取り、側面の一体を新しい刃で膝から斬り崩す。エルともう一人の魔法使いがフェアリーの浄化光を最大限に受け、足元を連続で拘束する魔法を放った。
オークの一体が重い一撃を叩きつけてくる。二枚の盾が同時に受け止め、衝撃を斜めに流した。俺は魔力を込めた剣でその脇腹を深く斬り、リナがもう一体の背後からトドメを刺す。フェアリーが双方の胸の近くを激しく舞い、魔力の乱れを即座に浄化して循環を支えた。
戦闘は激しかったが、合同の連携は崩さなかった。最後の大型オークが倒れたとき、岩場に静寂が戻る。
「本隊、殲滅完了です」
エルが息を弾ませながら告げる。
深部オークの本隊との遭遇戦は、七人とフェアリーの連携で確かに終わった。
(続く)




