討伐の依頼を受ける
翌日の朝、ギルド会館にて大型オーク討伐の依頼を受ける
翌朝、四人はフェアリーとともにギルド会館へ向かった。
カウンターでミリアが笑顔で迎え、新しい依頼書を差し出す。白いブラウスの胸元が朝の光に透けていた。
「ランクアップ後の最初の依頼として、こちらはいかがですか。『北の深部丘陵の大型オーク討伐』です。通常より大型の個体が出現するエリアで、報酬は従来の1.8倍程度になります」
リナが依頼書を確認しながら言う。
「大型オークか。ちょっと手強いね。でも、フェアリーもいるし、いけそう」
セラが少し緊張しつつも頷く。
「循環をしっかり維持すれば、対応できると思います」
エルが静かに同意した。
「浄化の支援もあるので、長めの戦闘にも耐えられるでしょう。受けましょう」
ミリアが嬉しそうに胸を寄せる。
「ありがとうございます。受注前に、魔力の確認をしておきましょう。大型相手なので、特に安定性が重要です」
俺が掌を乗せると、ミリアが目を細めて小さく息を吐いた。フェアリーがその近くを舞い、光を淡く揺らす。
「……非常に良好です。慎重に、しかし安心して出発してください」
四人は大型オーク討伐の依頼を受注し、北の深部丘陵へ向かう準備を始めた。
新たな挑戦が、フェアリーとともに始まろうとしていた。
(続く)




