朝食後にギルド会館へ
朝食後にギルド会館へ
翌朝、四人はルミナ・フェアリーとともに食堂で朝食を取った。
マリアが温かいパンとスープを運び、フェアリーを見て優しく微笑む。薄いシャツの胸元が朝の光に透けていた。
「おはようございます。かわいい妖精さんも一緒ですね。よく眠れましたか?」
リナがパンを齧りながら答える。
「うん。フェアリーのおかげで、循環が楽だったよ。今日もギルドに行ってくる」
朝食を終えると、四人はフェアリーを伴ってギルド会館へ向かった。
街の道を歩くと、フェアリーが四人の胸の近くを舞い、通行人が不思議そうに眺める。カウンターでミリアが笑顔で迎えた。
「おはようございます。フェアリーもお元気そうですね。今日も依頼を見られますか?」
朝のギルドは、光妖精の淡い輝きとともに、新しい一日を始めていた。
ギルド会館にて、南の草原の巡回強化を受ける
カウンターで、ミリアが依頼書を一枚選び出した。
「今日のおすすめは、『南の草原の巡回強化』です。通常の巡回に加え、希少種の魔物の目撃情報を確認してください。戦闘が発生した場合の対応も含みます。半日〜一日程度の内容です」
リナが依頼書を確認しながら言う。
「希少種の確認か。フェアリーもいるし、ちょうどいいかも」
セラが少し考える。
「草原なら見通しも良いですし、循環もしやすいですね」
エルが静かに頷いた。
「フェアリーの浄化能力も活かせそうです。受けましょう」
ミリアが嬉しそうに微笑み、自分の胸をカウンターに寄せる。
「では、受注前に魔力の確認を。フェアリーの影響で、流れがさらに安定しているか見てみますね」
俺が掌を乗せると、ミリアが目を細めて小さく息を吐いた。フェアリーがその近くを舞い、光を淡く揺らす。
「……非常に良好です。安心して出発してください」
四人は南の草原の巡回強化を受注し、フェアリーとともにギルドを出た。
新しい依頼が、光妖精とともに始まろうとしていた。
(続く)




