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異世界転生したら、胸が透けて見える世界だった  作者: M


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ギルド会館、ミリアの反応

ミリアの反応(さらに詳しく)

ミリアは結晶の破片を手に取り、ランプの光にかざしながら小さく息を呑んだ。

「この色と脈動……確かに古い残滓ですね。塔の魔法陣と呼応していたんでしょう」

彼女の茶色の瞳が、破片から四人へと移る。最初は真剣な観察の眼差しだったものが、次第に柔らかく、温かみを帯びていった。

「危険な活性化を避けて、必要な情報だけを持ち帰ってくれた。本当に助かります。過去に、無理に調べて魔力を乱したパーティを何組か見てきましたから」

自分の胸をカウンターに乗せたとき、ミリアの表情にわずかな安堵が浮かぶ。俺の手が触れると、彼女の眉がふっと緩み、吐息が自然と漏れた。

「……魔力の流れ、綺麗です。特殊な場所に行っても、この安定性を保てるのは珍しい。勇者様のパーティを見ていると、受付として安心できます」

微笑みの端に、小さな満足と信頼が混ざっていた。頬の赤みは薄く、しかし確かにそこにあり、彼女が四人の報告を心から喜んでいることが伝わってくる。

「これからも、こういう調査を任せたいです。本当に、ありがとうございます」

ミリアの反応は、プロとしての評価と、個人的な安堵と好意が静かに溶け合ったものだった。

(続く)

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