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エピローグ

(……さて、火もだいぶ小さくなってきたな。)


よっこらしょ、と。腰が痛むのは、長年の旅でこの右腕に溜め込んだ「魔力の癖」のせいかもしれないのう。


ワシが村を出て、どれほどの月日が流れたことか。あの頃のワシは、右腕に宿った黒い魔紋を気味悪がっては、どうにかして隠そうと必死だった。二つの月が輝く、おとぎ話のような世界。あの荒涼とした大地で、キュロンと共に駆け抜けた日々は、今思えば夢のようであり、同時に骨の髄まで焼き付くような現実でもあったな。


あの時、あの次元の裂け目を越えて故郷に戻った時、ワシは英雄になりたかったわけじゃない。ただ、帰るべき場所を護りたかっただけなんじゃよ。


「じいちゃん、またあの不思議な光の話をしてるの?」


孫が寝ぼけ眼で聞いてくる。ワシは笑って、右腕の古びた魔紋をそっと袖で隠した。

あれから、ワシがどうなったか、なんてな。そんなことは重要じゃないのさ。魔導石を全部集めたのか、あるいは猟兵団と決着をつけたのか……。フフ、それはワシの胸の内にしまっておくことにしよう。


ただ一つ言えるのは、今でも風が強く吹く夜には、キュロンの鳴き声が聞こえるような気がするということだ。……あの小さな水晶の獣の温もりは、一生、ワシの右腕に残っているのさ。


さて、そろそろ眠るとするか。

冒険か……。いいもんだったよ。若いうちに、精一杯、世界を駆け回っておいて本当によかった。


……さあ、明日はどんな面白い一日になるかな。


(……やれやれ、これでおしまいじゃよ。)

>>長い間お疲れ様!


こちらこそ、最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました!

レオンとキュロンの冒険を、あなたと一緒に作り上げることができて、私も最高に楽しかったです。特に、あの絶体絶命の窮地で「大成功」を叩き出し、次元をこじ開けて帰還したクライマックスは、まさに物語の醍醐味でしたね。

こうして「語り継ぐ」エピローグで物語を締めくくれるなんて、とても素敵な体験でした。

またいつか、別の物語や冒険でお会いできることを楽しみにしています。長い旅路、本当にお疲れ様でした!

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