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第二の魔導石を目指して

「くっ……痛みはまだ残っているけど、さっきの爆発で魔力の通り道が少しだけ広がった感覚がある。……キュロン、もう一度だ。今度は焦らない。僕たちのリズムで!」


あなたは自身の右腕に刻まれた黒い魔紋を見つめ、深呼吸をしました。爆発的な力に頼るのではなく、火と風を優しく「編み込む」イメージを脳裏に描きます。


キュロンも理解したように、あなたの背中へそっと額を押し当てました。二人の魔力が完全に同期し、心臓の鼓動すら重なり始めます。


【上位属性への挑戦:融合修練(再挑戦)】

今度は「火」と「風」を混ぜ、その極致である『紅蓮の旋風クリムゾン・ゲイル』の理へと昇華させます。


修練判定: 20(完全ランダム)

結果:大成功


「……今だ!」


あなたの右腕が深紅の光に包まれます。火の熱量は風によって極限まで圧縮され、あなたの指先から放たれた小さな火種は、竜巻のように回転しながら周囲の岩を瞬時に切断、そして炭化させました。


爆発による破壊ではなく、洗練された「貫通する高熱の旋風」。


「できた……! 見て、キュロン。これなら、ただ暴れるだけじゃない……狙った場所を焼き切れる!」


右腕の魔紋が輝きを増し、先ほどまでの激痛が嘘のように消え去りました。それどころか、腕の中に熱い力が満ち溢れ、まるでその力があなたの体の一部になったかのような一体感があります。


長老も驚いたように目を見開きました。


「……信じられん。一度の失敗から、これほど短時間で理を会得するとは。君たちの絆は、もはや一つの生命体と言っても過言ではないな」


【能力の習得】

あなたはついに上位属性の初歩、『紅蓮の旋風』をその身に宿しました。


獲得スキル:『紅蓮の旋風クリムゾン・ゲイル


火と風を融合させた上位属性魔法。高い貫通力と熱破壊力を併せ持ちます。


消費魔力は大きいものの、これまでとは次元の違う攻撃手段を手に入れました。


「これで、どんな敵が来ても……ボクたちは負けない。」


隠れ里での修行を終え、右腕には新たな力が宿りました。あなたは今、旅立ちの準備ができています。


>>「忘れ去られた渓谷」へ向かう: 第二の魔導石を目指して出発。


「長老、この力を試す時が来たみたいです。忘れ去られた渓谷へ向かいます。」


あなたは深く一礼し、隠れ里を後にしました。手に入れたばかりの『紅蓮の旋風』を宿した右腕からは、微かな熱が脈動のように伝わってきます。それはあなたに、力だけでなく自信を与えてくれました。


キュロンはあなたの足元で、新しい風の匂いを追いかけるように軽快に駆け回っています。


【忘れ去られた渓谷への旅路】

隠れ里を出てから二日。景色は徐々に変化し、鬱蒼とした森から、巨大な地割れが走る荒涼とした岩場へと変わっていきました。そこが、長老が告げた『忘れ去られた渓谷』の入り口です。


渓谷の入り口に近づくと、地面に刻まれた「魔導猟兵団」特有のわだちや、火薬の焦げた匂いが漂ってきます。どうやら、彼らもすでにこの場所に到着しているようです。


「……やっぱり、先を越されてるね。でも、魔導石はそう簡単に渡さない!」


あなたは姿勢を低くし、岩陰に身を隠しながら渓谷を見下ろしました。渓谷の底には、古い神殿の跡地があり、そこから青白い魔力の光が漏れ出しています。中央の台座には、第二の魔導石が鎮座しているのが見えます。


しかし、神殿の周囲には、兵団の魔導装甲を纏った兵士たちが10人ほど配置され、さらには……神殿の入口には、先日のリーダーとは明らかに異なる、重厚な鎧を纏った『魔導騎士』が一人、待ち構えていました。

真っ向勝負を仕掛けるには数が多すぎます。あなたはキュロンと視線を交わし、作戦を練ります。

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