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第19章:初出勤(1)
・・・1993年4月上旬。
ぼくは、ういういしい新社会人・・・
いわゆる『フレッシュマン』として、
その名の通り「フレッシュな気持ち」で、電車に揺られていた・・・
わけじゃなかった。
ものすごーーーく、気が重かったんだ。
できれば、次の「片岡駅」で降りて、
そのまま帰宅してしまいたい気分だったよ・・・。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
このエッセイは「完全な私小説100%」だから、
まぼろしの削除作品『たからものⅡ』のような、
「まゆちゃん」こと、柳原まゆみのモデルとなった、
『柳まゆみちゃん』はいっさい登場してこない。
1993年春のあの日、
ぼくはひとりで電車に乗り込んでいた。
・・・でも、なんで憂鬱だったかって?
それはね、
あやのせいだよ。
1993年1月5日の夜に出会った、
風俗店『キャンパス7』の、
歴代人気ナンバーワン嬢の・・・
源氏名『70番 あや』のせいだったんだ。




