※イベントが開催します。
第29話です。
※物語を更新します。
部屋のカーテンを開ける。
「....眩しい」
部屋に陽が入ってくる。
「....よし!」
康太の頬が赤くなる。
「下に降りるか。」
リビングの扉を開ける。
「おはよう、こーちゃん。」
「康太、おはよう。」
「おはよう、父さん、母さん。....兄さんは?」
兄の姿はない。
「けんちゃんは、もう出かけて行ったわ。」
「そっか。」
「今日はどっちにする?」
「パンで」
「......」
「....やっぱりご飯にしようかな。」
「そう。」
席に座る。
「今日、遠足だっけか?」
「うん。」
「格好は、私服で行くのか?」
「ううん。ジャージ。」
「そうか。気をつけて行ってくるんだぞ。」
「うん。もちろん。」
「はい、朝食。」
目の前に朝食が並ぶ。
「お父さん!聞いて!」
「どうした?」
「この服可愛い?」
「....あぁ、そうだな。」
「この服は?」
「可愛いな。」
「どっちも着ていけないなんて、あんまりじゃないですか!」
「....そうかもな。」
「あなた!聞いてる?」
頬を膨らませる母。
「聞いてる聞いてる。」
遠い目をする父。
「嘘よ、聞いてない時の目してる。」
「生まれつきこういう目だよ...」
「それはそうよ」
「.....はい。」
味噌汁を飲む父を眺める康太。
「ふふふ。仲良いね。」
「ええ、愛しているからね。」
―――笑っていない。
「....私もだよ。」
「知ってるわ。」
「そうかい。」
「....ふぅ。。」
空になったご飯のお椀を置く。
「あら?おかわりは?」
「いつもそんな食べてないでしょ?」
「...そうだったわね。」
――笑う。
康太は味噌汁のお椀を置く。
「ご馳走様。」
「はい、お粗末様でした。」
シンクの中に空になった食器を置いて、自室に戻る。
「あ、間違えた。」
制服を脱ぎ始める。
「こっちだ。」
ジャージを手に取って、時計を確認する。
「やば、もう出る時間だ。」
部屋のドアを開ける。
「走るなー。」
「ごめん、急いでるんだ。」
「....ったく。」
父の口から息が漏れる。
「気をつけて行くんだぞ?」
「うん。」
「お土産忘れちゃダメよ?」
「えっと、なんだったっけ?」
「センスに決まってるじゃない。」
「はいはい。」
スニーカーつま先で地面を叩く。
「行ってきます!」
「いってらっしゃい、こーちゃん。」
「仲良くやるんだぞ?康太、行ってらっしゃい。」
玄関のドアを開ける康太。
「....晴れてよかった。」
空は青い。
―――――
※イベントが始まります。
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次回もお楽しみに。
※物語が生成されました。




