結果
パアッ
太陽の光を私は浴びる。
「ん・・・」
私は重い目を開ける。
・・・あれ?
ココは・・・自分の部屋じゃない・・・。
あー・・・。
昨日お兄ちゃんの部屋で寝ちゃったんだっけ・・・。
カチャッ
「起きた?」
お兄ちゃんは部屋のドアを開け、私に話しかけた。
「うん」
私はベッドからおり、重い足を動かす。
向かった先は・・・ ドア。
ギー・・・。
私はドアをゆっくり開ける。
「じゃあね」
「ああ」
部屋からすばやく出る。
・・・なんか。
さっぱりしてたな・・・。
なんとなく寂しくなる。
私は水でも飲もうと、階段をおりる。
リビングのドアを開け、入ったが誰もいない。
・・・まだ寝てるのかな?
コップを手に取り、水を入れる。
水がコップいっぱいに入ったところで水を口に含む。
水を飲み干し、コップを流し台に入れる。
「そうだ。暇だし新聞とってこよ」
私はリビングを出る。
玄関まで行きサンダルを履く。
玄関のドアを開け、ポストに手をかざす。
ポストに何か入っていた。
・・・なんだろ?
私は不思議に思いながらポストの中に入ってたものを取り出してみる。
・・・封筒?
茶色い封筒だ。
・・・私宛て?
封筒に “村上愛理様”と書いてある。
私は封筒の端を破り中身を確認する。
・・・え?
うそ!!
や・・・
「やったぁ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!」
私は思わず叫んだ。
「ど・・・どうした?!」
その声にビックリしたお兄ちゃんが外に出てきた。
「オーディション!合格した!!」
「マジ?!やっじゃん」
「うん♪」
ホント嬉しい♪
合格するなんて思いもしなかったよ!
「なんの騒ぎだ・・・?」
眠い目をこすりながらお父さんとお母さんまで外に出てきた。
「いや・・・。なんにもないよ」
「じゃあなんで大声出したんだ?」
「め・・・目を覚ますためよ!!」
嘘ついちゃった・・・。
きっと結果を聞いた瞬間断るに決まってる。
「そうか。ならいいけど・・・」
お父さんは納得したのか、玄関を開け家に入った。
お母さんもあとに続いて入って行った。
ふぅ〜・・・。
思わずため息。
「危なかったな・・・」
「うん・・・」
ホントよかったよー。
♪〜ピロピロピロ
ポケットに入っている携帯が鳴った。
私は慌てて携帯を開く。
・・・メールのようだ。
受信箱を開く。
・・・尋人からだ。
『今日会えね?』
「誰?」
ヒョイッと携帯を覗いて来るお兄ちゃん。
「前の学校の友達だよ」
「ふーん」
あっさりとした答え。
『いいよ』
私は返事を返す。
「もう戻ろ?」
「うん」
私はお兄ちゃんに手を引かれ家に戻って行く。




