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~夢だけ見ていた異世界転生~   作者: 小説読めない人
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第一話 「転生のために死ぬ主人公」

ー異世界転生ー それは,なろうで腐るほど投稿され,作者の頭の悪さを世に広めた,究極のネタジャンル!

そんな異世界転生を主人公は体感することになるのだが...!

ー異世界転生ー あらゆるなろう小説に共通している要素であり,とあるタイトルが売れた瞬間に急激に増えていった。


そんな,腐るほど聞いた異世界転生なんかに巻き込まれるわけがないと,今日,そう思いながら通学路を歩く惨めな背中は僕の惨めさをよく表していた。

僕の名前は,粋人(いきりと) 太郎(たろう)

一応言っておくが,彼女はアスナ似でもないしそもそもいない。

そんな僕が,異世界に転生というテンプレどおりの生まれ変わりをした経緯を説明しよう。

ある日,よく晴れた日曜日あたりだろうか。スマートフォンを親指でスライドさせながら,「異世界はヌマートフォンと共に。」とかいう臭いハーレム小説を読みながらコンビニに向かっている最中だった。

歩道の人間を避けながら歩き続ける。

きりがいいところまで読んだのでスマホを,手の突っ込みすぎでデロデロにのびたパーカーのポケットにしまおうとしたときだった。

気がつくとそこは,車道の片方のど真ん中だった。

さすがにこんなこと起こるか? と思ったのだが,筆者の頭の悪さ,そしてこれがなろう小説であることを思いだし,運命を受け入れることにした。

前方からトラックが接近してくる。異世界転生のド定番中のド定番だ。

僕は死を覚悟した。なんでなろう作者の都合で死ななきゃいけないんだ。本当に死ぬべきなのはあいつらではないのか。

そう考えている間に意識は途絶えた。

暇があれば更新していきます。

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