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どうでもいい話 脱力エッセー  作者: カキヒト・シラズ


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クリームパンと三色パンと先月衆議院選のどうでもいい話

初出:令和8年3月15日



 衆議院選挙から一月以上経過した。

 不正選挙裁判はこれから盛り上がりそうな気配もあるが、みなさんはどうお考えだろうか。


 さて、今回の衆院選で中道改革連合の安住(前)共同幹事長が落選したが、ネットではクリームパンの動画が墓穴を掘ったと騒がれている。


 クリームパンの動画とは選挙前、おそらく安住氏が有権者に好印象を持ってもらおうとの意図で、自身の庶民性をアッピールするためかクリームパンを選挙戦の車中で食べるというもの。

 足を組んで食べる姿勢が高慢だといった批判的コメントがネットに散見するが、小生の個人的意見としてはプラスマイナスゼロ、もしくはプラス0.1点ぐらいの安住氏への好印象を稼いだ動画だと思う。

 この動画を見ても安住氏に強烈な好感は覚えないが、それほど嫌悪感も覚えない。

 それよりもなによりも、動画を見た直後、ショッピングセンターのパン屋にたまたま立ち寄った際、なぜか無償にクリームパンが食べたくなった。思わず購入してイートインで食べた。

 例の動画は安住氏の好感度アップではなくクリームパンのステマ効果、あるいはサブリミナル効果があったということか。



1.クリームパンより三食パン


 ところで小生は安住氏の選挙区の有権者ではないのでどうでもいい話なのだが、安住氏がクリームパンでなく、三食パンが好きだったら個人的にあの動画にはさらに彼の好印象度が増したと思う。


 小生は子供の頃、三食パンをよく食べた。

 三食パンというのはアンパン、ジャムパン、クリームパンの三つがくっついたパンだ。

 食べる順番は決まっていてアンパン、ジャムパン、クリームの順だ。これは嫌いな順だ。

 一番好きなクリームパンを最後のお楽しみに取っておくのだ。


 だったら三食パンでなく、クリームパンだけを食べれば合理的ではないか。

 大人ならそう考えるが、クリームパンだけを食べるのは味気ない。三食パンでなくてはだめなのだ。



2.食玩はほしいが買わない


 ゼロ年代初ぐらいだろうか。CSテレビで海洋堂の社長と評論家の岡田斗司夫氏が対談していた。

 海洋堂は老舗の食玩メーカーだ。

 子供時代、お菓子のおまけの食玩を集めていた世代が大人になり、彼らをターゲットに食玩がブームになっているという話だった。

 もともと売れているお菓子に食玩をつけても売り上げは伸びない。どちらかというと売れないお菓子に食玩をつけると売り上げが倍増する。だから消費者はお菓子でなく、食玩目当てにお菓子を買っているのは明らかだ。

 ところが食玩だけ切り離して販売すると売れない。

 食玩は買ってゲットするものでなく、お菓子のおまけとしてゲットするものだという習性が、消費者の体に染みついているからだ。


 クリームパンは好きだがコテコテのクリームパンより三食パンを選ぶ心理とどこか似ていると思う。



3.まとめとして


 だから何だと言われると元も子もない。


 安住氏に落ち度があるとしたらクリームパンの動画を上げたことではない。

 安住氏を責めるとしたら、立憲民主党の前代表、野田佳彦氏が自民党のスパイであることを見破れなかったことだろう。

 かつて首相時代、与党だった民主党に転落させた野田氏。あれも意図的だったと思う。

 石破政権時代、自民党から政権を奪おうとせず、予算委員会に協力するなど、今から思えば野田氏が自民党のスパイだとするとすべては釈然とする。


 公明党と合併して中道改革連合になったら、従来の立憲民主党支持者が離れていくのは自明の理だろう。政策が違い過ぎるからだ。

 共産党と選挙協力したときも立憲は議席数を減らしたが、同じ左派、リベラルの政党同士、政策で共闘できる点を見つけることは比較的容易だっただろう。

 だが右派、保守の政党である公明党とは政策で一致点を見出すのは難しい。

 しかも創価学会という宗教団体と癒着している政党にアレルギー反応を起こす立憲支持者も少なくなかったはずだ。


 クリームパンの動画というのも、安住氏が落選した理由が決して不正選挙でないことを国民に洗脳するための方便のように思えてくる。


 いずれにせよ、ひさしぶりにクリームパンを食べた。

 三食パンを小生に思い出させてくれたのが安住氏の最大の功績か。



(つづく)


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