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私は女の子を愛している

 私は自分の顔が嫌いだ、圧倒的に美しすぎる。


 長くサラサラとしていて美しい黒に近い紫色の髪に、それをただの飾りにしてしまうほどの私の顔が大嫌いだ。


 女の子はみんな私の顔をうらやましがる、「顔だけで生きていける」「存在してるだけで愛される」「人生イージーモード」誰もが私にそう言う。


 実際男たちからは求婚され続けている、軽い気持ちの者もいれば、重苦しい者もいる。他人から見れば私は幸せ者に見えるのだと。


 だが私はそれを全て否定している、私に釣り合う人がいないからではない、そもそも私は男に興味がないからだ、なら何に興味があるのかって? それはもちろん女の子達である。


 


 私が女の子を恋愛対象として見るようになったきっかけは小学生五年生の頃に遡る。


 昔の私はイジメられていた、当時の私はイジメられる原因も何もわからず、世界が私を否定しているかのように思え、最悪な日はいつも死にたいと思っていた。


 そんな時に私の相談に乗ってくれ、一緒にいてくれたのがクラスメイトの愛華(あいか)ちゃんだった。


 最初から仲が良かったわけじゃない、ただのクラスメイトの一人だった、それなのに私と一緒にいてくれた。


 私に告白してきて、私のことが好きなはずの男子たちは見て見ぬふりをしていたのに、何ならイジメに参加していた奴もいた。


 そんな愛華を男たちは気に食わなかったのか私と一緒にイジメて来た、それでも愛華は私と一緒に居ようとしてくれた。


 けれど私は私がイジメられるより愛華がイジメられる方が嫌だった、だから私は愛華を拒んだ。


 さすがの愛華も拒まれてからは私と一緒にならなくなった。


 イジメはどんどんエスカレートしていった、物を奪われたり、机の中に虫を入れられたり、突き飛ばされたり。


 私がイジメを受け入れようとしていた時また女の人が助けてくれた、顔も名前も知らず年上と言う事しかわからない。


 その人は私がイジメられている所を見つけては止めに入ってくれた、けれどいじめは止まらなかった。


 繰り返すうちにその人は自分じゃ止められないとわかったのか私がイジメられている所に先生を連れてきてくれたそのおかげでいじめはなくなった。


 後に仲直りの場が設けられ男たちが私をいじめていた理由を明かした、それは私が好きだったから、私の気を引きたかったからだと、口々に言っていた。


 私は理解が出来なかった、好きなのに何故いじめをするのか? そして私は理解した、男とは何があっても相いれないのだと。


 そして私は助けてくれたお姉さんに初恋したのである。


 そこから女の子に惹かれるようになり私は女の子が大好きになったのだ。


 そして時を重ね女の子に対する愛が深まり今に至るというわけだ。


 だが今は今で問題がある、私は男よりも女の子を愛している、なのにこの顔のせいで男には好かれ女の子達からは嫌われてしまっている。


 私はどうしたらいいのでしょうか?

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