第6話2
起こそうと若い男性作業員がリカムの体を揺らすと大きな警報音が流れて来た。
「ん?なんだ?」
寝ぼけながらリカムは起き上がった。
焦りまくる親方と若い男性作業員
すると、放送が鳴る。
【緊急事態緊急事態東ヨーロッパ軍六芒星マハリの軍勢がシャンゼリゼ大通りを直進方向に進行中!!急いで逃げてください!!繰り返します!!・・・】
「ど、どうしましょう。親方。このままでは本たちが・・・」
「バカ!!やるんだよ。この任務はメチャクチャ重要な事なんだからな!!」
「で、でも、弱音を吐くな!!とにかく・・・」
親方と若い男性作業員は頭を抱えて悩んでいた。
するとリカムは意を決して述べた。
「私がマハリの軍勢を止めておきます。その間に逃げておいてください!!」
「「え?」」
2人は驚いた表情を見せる。
「いや、お嬢ちゃん何を言っているんだい?バカなのか一瞬で死ぬぞ!!」
「そうだよ。あの六芒星に向かうなんて無理だよ!!」
2人はリカムの発言に呆れていた。
「いえ、私は六芒星三人、バアル、ラクレス、ナーリーを討伐してきました。だから・・・私を信じてください!!!」
リカムはそう叫ぶ。
警報音は徐々に強まり耳がキーンとなる。
リカムの真剣な眼差しに親方はこう言う
「分かったよ。俺らはトラックで逃げる。」
親方は承諾した。
「まぁ親方がそう言うんだったら僕も賛成しようかな。」
若い男性作業員はそう言った。
リカムはお辞儀をした。
「私を信じてくれてありがとうございます。」
「だけど、条件がある」
親方はそう言った。リカムが聞くと親方は一言
「死ぬなよ」
リカムはこくりと頷いた。
△
けたたましく鳴る警報音
親方と若い男性作業員はトラックに乗った。
「じゃあな。嬢ちゃん」
「また、会いましょう」
そう2人は告げてトラックを走らせた。
さてと・・・やるしかないな
リカムはそう思いシャンゼリゼ大通りを目指した。
△
「シャンゼリゼ大通りエッフェル塔が見えて美しいなんて美しんだ!!」
マハリはそう叫んでいた。
「あの~マハリさん魔法陣の準備が出来ました!!!」
マハリの部下らしき兵士がそうマハリに伝える。
「あぁ~早くやろう!!」
マハリはそう言って魔法陣に立って呪文を詠唱し始める。
「おい、待てよ!!ペテン師魔術師!!!」
だがしかし、最後の文字を言う前に女の子供に邪魔された。
マハリは舌打ちをした。
「誰だ!!私の魔法を止めるバカ野郎は!!!」
「おっと、ごめんなさい。私の名前はリカム・ピリアル。お前ら六芒星を殺しに来た者だ。」
マハリは糸目の目を開けてリカムを見るそして、またマハリは目を瞑る。
「あぁ~バアルたちを倒したやべぇ野郎ですか。分かりました。」
マハリはそう言い詠唱を始める。
すると、リカムの体が光出して血が鉄のように身体を突き破る。
「どうですか?私の魔法、血を凝固させ鉄にする魔法!」
マハリは笑っていたがリカムはあまり痛みを感じなかった。
「あれ?これだけなんですか?」
「何を言ってる!!」
リカムは突き刺さる赤い鉄を大鎌で斬る。
「!?」
マハリは目を見開き驚く
「な、なんでだ!!お前は人間じゃないのか!!」
「いや~私人間じゃないんですよ。実は・・・幽霊なんでね。」
可愛い声を出しながらそんなことを言うリカム
「分かりました。でしたら・・・うおおおおおお!!」
マハリは叫び始め身体がどんどんムキムキになっていった。
そして、最終的には狼男になった。
マハリはとても低い声でこう言う
「私の変身魔法はどうだ!!これで幽霊なんて百人力!!」
叫びまくるマハリに飽き飽きしながら見るリカム
「じゃあ、私も秘儀を使おうかな!!」
リカムは大鎌を出して刃の部分を地面に向けて何かを描き始める。
硬いコンクリートのおかげでマハリにも消されない。
「何をしている!!」
マハリは低い声でそう言いリカムの邪魔をする。
でも、そんなのお構いなしに描き続ける。
そして、出来た・・・
「よし、出来た!!」
リカムはそう言った。
出来上がったのはマハリの魔法陣の四倍ありそうな魔法陣。
「なんだ!!この馬鹿でかい魔法陣は見たことない!!まぁいい。死ねば いいんだから!!」
マハリはリカムに襲い掛かる
「ヨッ!!」
リカムは避けて魔法陣を急いで出る。
「何だ おかしい?なんでアイツは魔法陣を出た?まさか・・・」
「そのまさかだよ。私が描いたのは魔法陣のエネルギーを人に還して放つ魔法じゃなくて直に魔法陣から放つ魔法だ!!」
マハリは舌打ちをする。
「騙された!!だがな、逃げればいいんだよ!!」
マハリは逃げようとするが
「バリアード!」
リカムの魔法で魔法陣から逃げられなくなるマハリ
「終われ!!六芒星のマハリ。フラワーファイニング!!」
魔法詠唱が終わると魔法陣から大きな花の怪物が出て来てオオカミとなったマハリを丸呑みする。
そして、数秒後その花の怪物は燃え上がった。そして、灰となり魔法陣は消えた。
「はぁ~どうにか倒せましたか・・・」
リカムはニコッと笑ったがその時体が光だした。
△
身体光って目を開けると天界にいた。
前にはリリウムがいた。
「どうでしたか?復讐は?楽しかったですか?」
「えっ、はい。だけど、六芒星がまだ倒されてません・・・」
「まぁ、そんな事はいいじゃないですか。どうせ運命は変わりませんし・・・さぁ、神様が呼んでいますよ!!」
リリウムはそう言ってリカムを連れてゆく。
「あ、あの!!どういうことですか?」
訳も分からず連れて行くリリウムにリカムは問いただす。
「まぁ、分かるでしょう。もう、契約期間が終わったんですよ。」
「ちょっと待ってください!!引き延ばしとかもできないんですか?」
「いえ、なので今から神様の所に行って延ばすか決めるんですよ」
リリウムはそう言った。
リカムは何となく納得してリリウムの後を追った。
「そういえば、リリウム。私は気になることがある。」
「何でしょうか?」
「神様が書いた聖書って聞いたことあるか?」
すると、リリウムが急に立ち止まる。
「そ、それがどうしたんですか?」
「いやな。全知全能の神、ゼウスがなんか天使として書かれていてすごくびっくりしたんだけど後、これは、私が昼寝する前に読んだんだけどヤハウェも天使とか書いてあったんだけど本当の事か?」
リカムが聞くとリリウムはこう言う。
「そ、そんなことありませんよ。あっ、着きましたので私は先に神様と話してきます。ここにいてください。」
リリウムはそう言い部屋に入る。
リカムは廊下で立ち尽くしていた。
「はぁ~みんな大丈夫かな。私の復讐は出来たのかな・・・」
リカムはそんなこと思いながらリリウムの帰りを待っていた。
数十分後リリウムが部屋から出て来た。
「お待たせしました。リカム。さぁ、中に入って」
リリウムに言われてリカムは部屋に入った。
部屋の中はいろんなものがあったどれも知的好奇心を煽るものばかりだ。
大きな地図で小さな宇宙が数十個ありほとんど茶色であった。
そして、いろんな楽器がありとても楽しそうな空間だった。
玉座を見るとそこには大きな影がリリウムはその場で膝をつく
「リカム・ピリアルを連れてきました」
影はこくりと頷いていた。
すると、リカムが縄のようなもので捕まった。
「ちょ、何をする!!」
リカムは怒ったがリリウムは男の低い声でこう言った。
「あなたは契約違反をしました。よって罰を受けます。」
「私が何をした・・・」
リカムの話を聞かずリリウムは話す。
「あなたには最後の審判を守る護衛の怪異にします。」
「な、何をバカなこと言うんだ!!」
リカムはそう言ったが身体は重くなりリカムは気絶してしまった。
「はぁ~ホログラムで騙せてよかった。 リカムは変わったと言うけど現実は全く変わってないわよ」
リリウムはホクソ笑みを溢した。
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