部室の中もあつい(いろんな意味で)
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さもないと「こんくらい大丈夫だろ」と思ったエッチ描写が
規制に引っかかる呪いをかけます
人の気配。改めて、理音はドアのほうへ目をやる。
一度卓上に向けていた目線を外して、後ろへ。
すこし隙間。そこからいくつかの目が覗いていた。
残りの部員であった。
「何してるんですか」
「……なんか、仲良さそうだったから」
「えっと、私は早く入ろうとしたんだけれど。遼子が、面白そうだから見てようって」
はあ、と理音は気の抜けた返事をしてしまう。
「別に面白いことは何にも……なあ、こと姉。……こと姉?」
そこにいたのは、すこしうつむいて顔を赤くすることね。どうした。
そう聞く間もなく、ことねは動き出した。
「さー残りもきたし、準備しましょうか!? いきなりですけど、もう打ち始めていいですよね部長!」
ことねはパンパンを手を叩き、卓上にマットを敷き始める。一連の動きがやたらはやい、と理音は思った。
それだけ打ちたがっているのか。理音も手伝うことにする。
「こと姉、手伝う?とりあえず牌出そうか」
「あっう、うん」
理音は、マットを敷くことねの手助けをする。まず消音マットを広げてから、牌を持ってこようとする算段。
一方、”牌出そうか”だけ聞き取った様子のことね。
そこに理音の手がある、と思う間もなく、ことねが手を出した方向に理音の手があった。
二人の手が触れた。
「……あついね」
遼子がつぶやく。
「あっ、ごめん。……熱い? やっぱ日差しが入るからですか、遼子さん?」
それにこたえる理音。無言のことね。
ホワイトボードを出し、“合宿”と大きく書く紗耶香部長。
四者それぞれの光景であった。




