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大学生だが友人がいないせいで休日を無駄に浪費していた主人公、渡 将斗(ワタリ マサト)はだらだらとネット小説を読んでいると、スマホが顔に落ちてきた。
彼が目を開けると、いつの間にか謎の空間に飛ばされていたことに気づく。
彼の背後から神様を自称する女性が現れた。
「ってもしかしてこれは異世界転生の流れでは？」と期待する将斗に、彼女は１つの頼みごとをしてきた。
それは異世界へ行き。そこにいる『転生者』と呼ばれる人間が持っている『神の領域にあるスキル』を回収してきて欲しいというもの。
願ってもない異世界転生で喜ぶ将斗だったが、その頼み事、条件が最悪だった。
世界の不安定さがなんとやらで頼み事の期限は3日後の昼まで。将斗は『神の領域にあるスキル』を持たされない。しかも失敗したら存在を消されてしまう。
勝手に連れてこられた上に、お願いというよりは脅しの入った命令に将斗は渋々ながらも死にたくないので承諾するが彼はどう切り抜けるのか。
異世界転生モノに慣れ切った人へ送る、一味違った異世界転生？