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ライズライズ-ワールズ  作者: 田野実こむこ
【起】承転結
11/11

(コジロー談②


風船畑の丘の上。


「本当に良かったの?」

ツバメはコジローに訊ねた。


「仕方ないよ、僕らにも何が起きているのかわからない」

コジローは両脇に2本ずつ差した短刀の一つを抜いて振った。


「僕は、コレじゃないはずだ」


「そうね」


「お2人が存在していることは変わらないはずだ、現に僕は殺せなかった」


「そうね」


「風船畑を歩いているね、まっすぐに」


「そうね」


ティアラとカンムリが歩く道、触れた側から風船が飛んでゆく。


コジローは風船に触れた。


「飛んでいきもしないね」


「そうね」


「何と言っていいか、不思議な気分だ、風船が飛ぶたびに、胸が苦しいよ」


「そうね」


「でも飛ばない風船もある」


「そうね」


「どうなってるんだろうね」


「ここはそういうところかしら」


「お2人に幸運が待っていますように祈ろう」


ツバメはコジローの刀を見た。

「そうね」


コジローの両脇には長刀が1本ずつ差してあった。



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