表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生者とバグでない異世界人の物語  作者: @000-ooo


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

67/116

67.マー平原会戦1

 次の日の朝俺は収納空間ボックスから500台の魔道馬車を出すと、参集した兵士が乗り込んでいった。1台に4人ずつ500台の魔道馬車に2000人である。

 なお、この500台は屋根の上に爆裂弾の発射装置と擬装用の魔法士人形をセットした武装魔道馬車である。この武装魔道馬車は、車内から操作できるよう発射装置と車内の操作パネルが連結され、さらに俺の指示を伝える監視装置と車内のスクリーンも連結されている。この武装魔道馬車はあまり人目にさらしたくないが今回は仕方ない。

 そして、子爵領で運用している100台の普通の魔道馬車はそのまま残していくと伝えた。

 魔道馬車1台につき食料、水、医薬品、毛布などの入ったマジックバッグを1つずつ渡していった。マジックバッグに収納した物品の量はシャタイン伯爵領の兵士も分も加味して多めにした。


 10時ごろに乗り込みを完了したため、領都ネイメーを出て少し行った平原で、武装魔道馬車の運転実験と、空砲を用いた爆裂弾の発射訓練を行った。

 今回は前回よりもさらに弾の命中精度を上げるため、スクリーンには弾を打ち出す鉛直角と方向角の指示だけでなく、目標を固定した場合馬車が移動しても自動で鉛直角と方向角が修正されるようにした。

 これにより初期値としての鉛直角と方向角を入力し、試験発射の着弾位置から修正した鉛直角と方向角を入力し直し、目標を固定してしまえば、馬車が移動しても目標に着弾できるようになった。この訓練を昼前まで行った。


 昼過ぎに、シャタイン伯爵領に行った。領都シャタに着くとハディー様と領軍3000人が整列していた。

「領軍の指揮官はウベルトだがハディー様も行く」

とのこと。

「ネイメー子爵軍は、俺が指揮を執る。副官はレン、さらにバルトカイが補佐に就く。俺とレン、バルトカイ、ハディー様、ウベルトの5人は俺の指揮車に同乗してほしい」

と伝えた。

 ハディー様は魔道馬車の屋根の上の魔法士人形を見て驚いている。

「これは擬装用なので秘密にしてほしい」

と伝えた。


 兵士が乗り込んでいる時間を利用して今後の状況を説明することにした。指揮車に乗り込んで結界を張った。

「ユルノギ王国に侵入した帝国軍は5万、窮地に落ちたユルノギ王国は我国に救援要請を出した。

 俺は陛下からシャタイン伯爵家と協力してユルノギ王国を救援するよう王命を賜った。

 それで、この軍の指揮は俺がとる」

「それは問題ないわ。私は戦争なんてしたことないし。指揮はハルトに任せる」


「帝国軍は、1万がマー平原をアムスム王国に向けて進軍中、3万がユルノギ王国王都に向けて進軍しており、王都に到達後王都を包囲するものと見られる。また1万がレ要塞を包囲している」

「えー、ユルノギ王国もう終わりじゃない。こんな敵に勝てるの」

「問題ない、俺の魔道馬車は強い。まずは、マー平原にいる帝国軍を叩く。会戦予定は明日未明。

 今後、領都を出た後、この魔道馬車の中で1泊し、明日の未明からマー平原にいる敵軍に総攻撃をかける。

 初めは魔道馬車の中の一斉攻撃で、そのあと掃討戦になったら、シャタイン伯爵軍には魔道馬車の中から外に出て掃討戦に参加してもらう」

「ねえ、わからないのだけど、他の魔道馬車にはどうやって、指示を出すの」

「問題ない。この500台には指揮車の指令を伝える魔道具が仕込んである」


 兵員の乗り込みが完了した。俺は前の操作盤に触れると、操作盤に5分後に出発、先頭は1番車、続いて2番車と順番に出発と書き込んだ。すると目の前のスクリーンにその書き込みが表示された。

「すごい」

ハディー様が感嘆の声を上げた。

「ちなみに、この車は何番車?」

「1番車だ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ