13.冒険者活動開始
朝早く起きて体に透明の魔力の防具を薄くまとった。
そして、ギルドに行ったが、早朝にもかかわらず、多くの冒険者でごった返していた。受付に並ぶ冒険者の列が続いている。
「いいクエストを受注しようと思うと、もう少し早く来ないといけないのか。これは大変だな」
と思った。
どうせ、Gランクのハルトが受注できるクエストは、薬草採取ぐらいである。昨日、掲示板を見た時は、これは常設依頼で受付不要、常時買取りと出ていたので、そのままギルドを出た。
門のところに行き、守衛にギルドカードを見せるとすぐに外に出られた。
門を出て、索敵を使い、人のいなさそうなところを確認するが、森とは反対側のほうが草原になっていて人が少なそうである。
そこで、草原の中をしばらく歩いて行って、周りに人がいないことを確認すると俺は身をかがめて草の中に隠れた。
そして魔力の防具を厚くして、今度は、ここから5kmぐらい先の森に索敵をかけた。そして、人のいない場所を探してそこに転移した。
再度、今度は薬草を探して索敵をかけたが、この辺では、貴重な薬草は見当たらなかった。新人がいきなり森の奥に生えているような薬草を見つけたのでは無理があるので、今度も5kmぐらい先の森の浅いところに索敵をかけ、再度人のいない場所を探してそこに転移した。
今度はいくらかの薬草が見つかったので、ここで薬草採取することにした。しばらく採取していたが、いかんせん単価が安いので、これくらいだと銀貨3枚分ぐらいにしかならない。そこでもう少し遠くに行ってみることにした。なお、今後もここで薬草を採取したいので、採取後の残った薬草に栄養剤をかけた。
今度も5kmぐらい先の森の浅いところに索敵をかけ、再度人のいない場所を探してそこに転移した。さすがにここまで離れると、薬草採取に来る冒険者はいないようで、森の浅いところにもかかわらず多くの薬草が見つかった。
そこで、今後はここで薬草を採取することにした。しばらく採取していたら、金貨1枚分くらいの薬草が採取できた。今回も、採取後の残った薬草に栄養剤をかけた。
昼になってきたので、収納空間ボックスから肉とパンを出して食べた。このまま転移で帰ると早く帰りすぎるので、遠くに行ったというアリバイのため、午後は、ここでポーション作りをすることにした。
かまどと土鍋を出して、以前村で採って収納空間ボックスに入れておいた薬草で、とりあえず栄養剤を大量に作った。これは村に帰った時に父に渡さないといけない。
しばらく、ポーション作りにいそしんでいたが、この森の奥に興味がわいたので、森の奥に索敵をかけて、貴重な薬草を探して、その場所に転移して、薬草採取をした。
「こんな貴重な薬草はすぐに出せないが、しばらくしたら、たまたま生えていたとして、ギルドに出してもいいか。あるいは、いっそ上級ポーションにしてしまおうか」
そんなことを考えながら、薬草を採取して時間をつぶした。
もちろん魔獣に遭遇した場合は速攻で銃弾と爆裂弾で倒し、収納空間ボックスに収納した。
そして夕方になってきたので、人に見つからないようにしながら転移で街に戻った。




