↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
信長様と行く戦国時代  作者: 焼ミートスパ
第3章 鳴海城主山口教継騒乱戦
54/84

49 熊殿が助けると言ったからおかしいと思ったんだby蘭丸

「そう?じゃあ助けよう」


熊殿がいきなり意見を変えた




え?


いいのか?


蘭丸(おれ)は思った





敵に情けをかけるな


そう言って信勝様を叩き殺した熊殿


ここにきて意見を変える意味がわからなかった




その意味を知るのはもう少し後になるのだがここで話すとしよう





じゃあ熊(おれ)に任せて貰うよと言われて出された条件は以下の通り




山口親子以下武士は全員財産没収


その上で家名を捨てるか命を捨てるかを選ばせる



それだけ



もちろん全員が家名を捨てることを選んだ


ただの農民


そういうこと




・・・ココで誰もおかしいと思わなかった武士(おれたち)は只の間抜けだった


敵に情けをかけない熊殿だというのをすっかり忘れていた




今まで偉そうにしていた人間が農民まで堕ちてきたらどうなるか?


誰も助けないし話もしない


それどころか手助けすらしない


いわゆる村八分というやつだ





これは当然のことだ


自分達が汗水垂らして作った米を年貢として奪っていく


その上、戦になれば村から男衆を10人20人と奪っていく





そのくせ安全な所から偉そうに


「攻めてきて田畑を台無しにする蛮族から守るのだ!」


といいながら農民(じぶんたち)を死地に追いやる





これで怨まれていないと思う人間の方がおかしい




多少の金を持つ事は許されたが、荒れ地を耕し、農作物を育て、収穫しないと食べ物がないとなればあっという間に破産する


権力と金がなくなった権力者の末路ほど悲惨なモノはない


俗に言う生き地獄



いっそのことあの場で殺されていた方がましだった、と後悔することになっていた





それが判っていない現時点では山口某の命が助かったことに蘭丸(おれ)は安堵するだけだった

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。