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信長様と行く戦国時代  作者: 焼ミートスパ
第1章 家督相続編(信長18歳)
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17 土田御前の焦り

「そなた達、何か考えなさい!」


土田御前は柴田勝家を始めとする家臣達に無理難題を出していた





なにせ仇敵である帰蝶が名古屋城で高笑いしていたという噂が末森城まで届いてきたのだ


いや絶対に自分から噂を広めているだろう


なにせありえない速度で噂が届いたのだ




ソレを聞いた土田御前は怒りのあまり部屋のありとあらゆるものを投げ飛ばした





・・・ふすまはボロボロ、部屋の中はグチャグチャだった


かたづけさせられる侍女はとても苦労した



一通り暴れた後、このままではいけないと気が付いた


このままなら信勝は何の策もないのに言った大ボラ吹きになるのだ




大うつけと大ボラ吹きのどちらが家督を継ぐのか


そんな噂が流れるなんてことはガマンができなかった




そこで家臣達を集めて丸投げした


それが冒頭の台詞だった




言われた家臣はたまったものではない


特に最近家臣になったものは困惑しかなかった





富国強兵だと自信満々で言うので信じたいのだ


ところが今になって何も考えていませんでした


お前達が考えろ


そう言われたのだ




勘弁してくれ


それが本音だった



いや自分で考えろや


が本音かもしれない




それなのに家臣に丸投げしてきやがった




大うつけ


そう胸の中でつぶやいた




それを指すのが信勝なのか、土田御前なのか、そんなバカに騙された自分達なのか


だれも判らなかった

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