第20話 虫歯ドリル
福岡のライブハウスが作り直される。
その頃福岡中の歯医者では。
異常事態が起きていた。
「助けてくれえ!」と叫ぶ声。
あらゆる歯医者で起きていた。
ドリルが怖いからではない。
虫歯イキングがきたからだ。
「虫歯は全て俺様のモンだ!」
虫歯イキングが卑しく笑う。
部下たちも歯が真っ黒だ。
虫歯イキングは手当たり次第に。
みんなの虫歯を引っこ抜く。
歯医者さんは血まみれに。
鏡に飛び散る血飛沫と有線ラジオがアンマッチ。
阿鼻叫喚の福岡県民。
福岡県民は助からない。
虫歯イキングがいる限り。
福岡県民は血塗れだ。
「誰か!誰かいないのか!」
歯医者さんが涙を流す。
頭につけたCDにキラッと涙が輝いた。
イカついナナハンかっ飛ばし。
帰ってきたぜゴッドファーザー。
ロック番長。
ロック番長皿屋敷。
「歯医者さん、泣かすヤツはブッ飛ばす」
ロック番長、新たな武器はレスポール。
虫歯イキング達をぶん殴る。
図太い中音響かせて黄色いレスポールぶん回す。
ロック番長、素手で虫歯を引っこ抜く。
悪いヤツらをお仕置きだ。
「やられっぱなしじゃ終われねえ!」
ところが虫歯イキング達、一筋縄では行かないぞ。
電動ドリルを手に持ってロック番長を突き刺した。
大丈夫、そんなところにビッグマフ。
ビッグマフを踏み込んで図太いノイズが響き渡る。
虫歯イキングの死骸がずらり。
ロックフェスはどこ行った。
「ありがとう!」
ロック番長皿屋敷。
「気にすんな」
ロック番長皿屋敷。




