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ヒーローごっこをしていただけなのに、気付いたらカルト教祖になっていました。  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中


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86+話 まだまだ影から影を狩る。


 86+話 まだまだ影から影を狩る。


・2004年5月 情報拡散構造の変化(SNS黎明期)。


「このあたりから、ネットの影響力が一気に上がる。個人発信が爆発的に増える。情報の真偽がごちゃまぜになって、社会の倫理的認識が歪む場面が増える。……昔からずっと思っていたんだ。初手からきっちり整備しておけば、ネット関連の悲惨な事件の大半は防げたんじゃないかってな」


 ISAは通信インフラとプラットフォーム企業への非公開介入を開始し、情報流通の監視・補正システムを構築。悪質なデマや扇動的コンテンツの拡散は初期段階で抑制され、パニック誘発型の事件は大幅に減少。同時に、危機時の公式情報は最短経路で拡散されるようになり、社会の『情報耐性』が底上げされていく。






・2004年7月 複合災害リスク顕在化。


「この年は、大きめの自然災害がいくつか続く。地震と水害が目立つ。場所は分散しているが、被害はそれぞれ重い。起こるかどうかわからないときは、事前対策が中途半端になるが、起こると確定していれば、気構えから何からドッシリするだろ」


 ISAは地震帯、降水データ、地形リスクを統合し、優先度の高い地域から順に避難計画とインフラ補強を実施。現場レベルでは訓練と資材配置が前倒しで進められ、災害発生時の初動が劇的に高速化。結果として災害そのものは防げないが、死傷者数と二次被害は大幅に削減され、『準備が被害を変える』という認識が各国で共有される。






・2004年12月 スマトラ沖地震・津波。


「インド洋で巨大地震が起きる。これはかなり有名な事件だから、結構しっかり覚えているぞ。すげぇ津波が発生して、複数の国で甚大な被害が出る」


 ISAは各国政府に対し事前避難を強く要請し、観光地・沿岸都市を中心に大規模な退避を実施。警告に従った地域では人的被害が劇的に減少し、避難が遅れた地域との『生存率の差』が明確に現れる。津波そのものは止められないが、死者数は歴史的規模から大幅に減少する。






・2005年初頭 資源・経済の連動不安定化。


「資源価格の変動が、経済全体に影響する場面が増える。特に電気系のエネルギー関連は、他の市場にも死ぬほど波及する。この辺は、ぶっちゃけ、『完全な解決策』が存在しないが……まあ、でも、お前らならどうにかなんないかな? 結構、だるい問題だから、どうにかしてほしいんだよねぇ。……明確な解決はできないにしても、なんか、こう、ちょっとうまいこと、なんやかんやいい感じにするとか、そういう方向性で一つどうにか……」


 今回ばかりは、流石に無理なワガママすぎるか……とセンは思ったが、

 しかし……



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2005年、ついにトウシ君の出番か?!
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