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第15話:大切な仲間への変換

ダンジョン攻略の準備を整えた悠斗とミリア。

村で過ごす静かな夕方、悠斗はふと考えた。


「ミリアは戦いでも頼りになるけど、もっと強くできたらいいのにな……」


彼は小さな決心を胸に、ミリアの前にゆっくりと歩み寄った。


「ミリア、ちょっといい?」


「なあに?」


「君のことを……鑑定して、変換スキルで少し強くできたらって思うんだ」


ミリアは一瞬だけ驚いたような顔をしたけれど、すぐに微笑んだ。


「それは……嬉しいわ。私ももっとあなたと一緒に強くなりたい」



悠斗は手をかざして鑑定スキルを発動した。


「鑑定Lv.3、《身体強化》変換を適用……」


彼の前に立つミリアの体が、淡い緑色の光に包まれていく。



【鑑定結果】

対象:ミリア・ハルトフォルク

種族:ヒューマン(魔法使い)

現在ステータス:

・HP:850

・MP:1200

・攻撃力:60

・防御力:50

・魔法攻撃:150

・魔法防御:80

・速度:90

・集中力:110



悠斗は頭の中で最適な変換を思い浮かべる。

「“強靭きょうじん”という変字を使って、身体能力を底上げしよう」



【変字】:「強靭」

・効果:筋力・耐久力・反応速度をアップ。

・備考:魔法使いにも適用可能。無理なく身体強化。



悠斗はミリアの肩に手を置き、ゆっくりと変字スキルを唱えた。


「変字・強靭、展開!」


ミリアの体が再び光に包まれ、筋肉や神経がじわりと強化される感覚が伝わった。



【変換後ステータス】

・HP:950(+100)

・攻撃力:75(+15)

・防御力:65(+15)

・速度:105(+15)



「どう? 少しだけ強くなったよ」


ミリアは軽く手を握りしめ、試しに腕をぐっと力強く振った。


「わあ……確かに、身体が軽くて、動きやすいわ! これなら、もっと遠慮なく前線にも出られそう」


悠斗も笑顔になる。


「戦いの幅が広がるね。君が強くなれば、僕ももっと頑張れる」



その夜、ふたりは並んで訓練場で新たな技を試した。


ミリアの魔法攻撃がより早くなり、

悠斗の変字スキルが剣に深く宿る。


ふたりの強さと絆は確実に育っていくのだった。


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