表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
カスはカスなりに!~絶対に負けない男たち~  作者: GANON


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

17/17

こんな日もある

 アカリが1番でとるのは聖闘士星〇海王覚醒の据え置き7スルーだ。


「1番で入ったのに走ってきたヤツに横から盗られたにゃ」

「本当ですか?」

「そうだにゃ」

「今、上の者がいないのでどうにもできません。次回から―」

「わかりました。もういいです。もう2度と来ないので。行こう」


 引き子を使ったやつは店の目の前で現金のやり取りをしていた。

 カメラで映っているはずのそれすら見ないふりを続ける店員。

 こいつら引き子連中はおそらく店、もしくは店員が裏で雇っている奴等だろう。

 営業中にトラブルに対応できない役職がいないことはあり得ないので、論外な言い訳をされてはどうにもならない。

 こういう対応をする店は以前にいた色々な土地でよくあった。





「ごべんにゃあ! にゃあがノロマなばっかりに!!」

「いいよ。泣くほどのことじゃない。あの店がクソなだけだ。もう来ない」


 ボロボロと大粒の涙を拭い続けるアカリ。残念だがこういう時もある。

 数万円落とした可能性もあるが、天井3連続で6万入れて1万回収で終わる可能性もあったのでまあいいとしよう。

 ・・・・・・にしても俺が泣かしたみたいな感じになっていて少し気まずい。


「なあ。俺は気にしてないから。いつもの店に戻って今日も3万は稼ぐぞ。もうあの店のことは忘れろ」

「―わかったにゃあ」


 






(取り切れないな・・・・・・なら)


 俺が打っていた台はコード〇アス反逆のルルーシュ。

 

 非常に面白い台なので、アカリを先に帰らせ、自分で打っていた。収支も大切だが、楽しむことも大切だ。

 

 この台はボーナス+ART機で、開店から閉店まで続く可能性すらある爆発的なARTのストック力が魅力の台だった。

 

 最大天井からの90%ループが火を噴き、午後4時から現在の22時まで続いていた。

 

 そして閉店5分前。仕込みを開始した。

 

 押し順を無視して、SINをとりペナルティを仕込む。するとART1個のストック消失の上、暫くARTには復帰しなくなるのだった。

 

 たとえ店員が閉店後にチェックしても、取り切って終わったようにしか見えなくなる。

 

 翌日。念のためB店に7時に並び始める。結局10時の開店まで誰も来なかったが、あとは作戦が成功しているかどうかだ。


(出目が変わっているが・・・・・・)


「おっはよーにゃあ」

「おはよう」


 アカリは俺がいつも通り10分前に来たと思っているだろう。絶対に取りたかったので半日だって並ぶつもりだった。

 無事台に座り数ゲーム回したところで前兆らしきものが始まった。


(・・・・・・貰ったな!)


 前日の持ち越しART発動! さきほど説明したように開店から閉店まで継続することがあるようなものの続きからだ。


「夜、焼肉でも行くか?」

「!! いくにゃあ!! 全部おごりにゃよね!?」

「ああ、いいぞ」


 アカリと交代し、俺は他の台を探した。ギアスは閉店まで―とはいかなかったが1万1000枚。約20万勝ちだった。


「ふぃ~。肩こったにゃあ」

「ほら。10万以上勝ったから2千円追加な。これでマッサージでも行ってこい」

「え~。ちょっと足りないにゃあ。今3500円くらいかかるんにゃ。アンタが揉んでくれにゃ」

「毎日の朝飯代、1000円使ってないだろ? それで行け」

「しゃーないにゃ」


 夜の焼き肉屋。特上のメニューを頼んで2人で2万円。アカリも頑張っているし、ちょうどねぎらうのにいいタイミングだろう。

 俺のパチンコ、スロットはここ3年ほど常勝無敗ともいえる成績だった。

 毎日の単位では少し負けることがあっても、週間、月間、年間では不敗。

 生涯収支は田舎に一軒家を買えるくらいだ。そしてパチンコ、パチスロの稼ぎは無課税。


「仕事中にタバコ吸えるなんて、にゃあの天職にゃあ! パチプロ万歳!」


 俺たちのパチンコ生活は続く。いつまでも。



~完もしくは続~



みなさんの評価次第で継続するか決めます。

ここまでありがとうございました!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ