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クロッシングワールド  作者: たぬきいぬ
第二章     アビス
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第八十七話

「転移の能力か」


蓮は特別焦った様子はなかった。


周りを見回し状況を確認する。自分は今白い部屋に飛ばされ、目の前には一体のアビス。


人型のアビスはニヤニヤと笑いながらコチラを見ていた。


「俺の相手はお前か〜? 弱そうな奴が来たもんだ」


蓮は無言のまま何も返さない。ただ相手を見ているだけだった。


「怖くて何も言えないってか〜? さっさと終わらせるか〜 外装」


アビスは鎖鎌のようなものを形成し、蓮に向けて鎖鎌を投げる。


「形成」


蓮はアーツを形成し、アーツを振り上げ鎖鎌を弾く。


片手のアーツで相手の外装を弾き返した。


鎖鎌使いのアビスは飛び跳ね天井に張り付いた。


「一瞬で終わらせてやるよ」


鎖鎌のアビスは蓮に向け急降下で向かってくる。


そして鎖鎌が蓮の首筋に触れる瞬間。


「第…………」


バチリと地面に小さな雷が走る。


鎖鎌のアビスが蓮と接触する瞬間だった。


蓮の声は鎖鎌のアビスの衝突により掻き消える。


鎖鎌のアビスは蓮の後方で鎖鎌を振り切った態勢から立ち上がり振り返る。


「やっぱり弱かった、お前の仲間もこれから……」


鎖鎌のアビスの首が体から離れ地面に向け落ちる。


(何故だ? 俺の視界が反転してやがる)


地面に頭が落ちると同時に鎖鎌のアビスは砂になり消えていった。


そのまま蓮は鎖鎌のアビスがいた方向に歩いていく。

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