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昔の彼女

私にもかつては恋人がいたものだ。高校の頃仲良くなったミワという子。同じ部活動で懸命に汗を流していたけど、私が別の女の子と付き合い始めたら、少しずつ疎遠になった。結局彼女とは、同じ大学に進学したが、あの子の存在が常に引っかかり、結局、あまり話すこともないまま、大学を卒業して疎遠になった。仲良くしていた子も、すでに死んでいるので、結局私はこれにて女子に恵まれなくなった。

私は大きなわだかまりを抱えていた。どうしてもミワの連絡先を消すことができない。高校の頃の思い出を完全に失ってしまいそうだったからだ。でも、どうしても最後でいい。すでに連絡が取れなくてもいい。私は、ミワに『元気?』と返信した。

しばらく通知が来るのを待った。仕事中でも気になって仕方なかった。帰り道、雑多な商店街のなかで、黄色い看板のラーメン屋の列をふと見つけたので、無意識のうちに並んでいた。私は疲れていた。通知のことと仕事のことでいっぱいいっぱいで、どうしょうもなく大盛りラーメンが無性に食べたくなった。並んでいても、いまだにミワから既読がつかなかった。すべて吹っ切れて、ラーメンを無我夢中で食べた。

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