1/3
<プロローグ>
人は何で生きて、何で死ぬんだろう。
人は何で生きて、何で出会うんだろう。
生きるとは何だ?
死ぬとは何だ?
何の為に生きる?
己の為?
他人の為?
親、子、兄弟、友人、恋人。部下、上司。
エトセトラ。エトセトラ。
幸せの為?
誰の幸せ?
己の幸せ?
他人の幸せ?
あるところに、ある男がいた。
男は、特に何か秀でたものがあるわけでもなく、日々の幸せが幸せだと気づかずに生きていた。
そして、男は大切な存在を亡くし、喪失感に襲われ、幸せが何かと自問自答することとなる。
男はどこを目指すのか?
男はどこへ行くのか?
幸せを追い求めるのか?
それとも、幸せを見つけられず、いや、幸せに気づかずに不幸だと思い悩むのか?
旅が始まる。
幸せを追い求める旅が。
幸せが幸せだと気づくための旅が。
人は一人では生きていけない。
だからこそ、人は幸せを追い求める。
だからこそ、人は人に優しくなる。
それがわかる人は、いったいこの世にいくばかりが存在するのか。
男の願いは叶うのだろうか。
本当の人生という旅が始まる。
人生の再発見の旅が始まる。




