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ひとりで死んで、ひとりで生きていく  作者: 夢宇希宇


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<プロローグ> 

 人は何で生きて、何で死ぬんだろう。

 人は何で生きて、何で出会うんだろう。


 生きるとは何だ?

 死ぬとは何だ?


 何の為に生きる?

 己の為?

 他人の為?

 親、子、兄弟、友人、恋人。部下、上司。

 エトセトラ。エトセトラ。


 幸せの為?

 誰の幸せ?

 己の幸せ?

 他人の幸せ?


 あるところに、ある男がいた。

 男は、特に何か秀でたものがあるわけでもなく、日々の幸せが幸せだと気づかずに生きていた。

 そして、男は大切な存在を亡くし、喪失感に襲われ、幸せが何かと自問自答することとなる。


 男はどこを目指すのか?

 男はどこへ行くのか?

 幸せを追い求めるのか?

 それとも、幸せを見つけられず、いや、幸せに気づかずに不幸だと思い悩むのか?


 旅が始まる。

 幸せを追い求める旅が。

 幸せが幸せだと気づくための旅が。


 人は一人では生きていけない。

 だからこそ、人は幸せを追い求める。

 だからこそ、人は人に優しくなる。

 それがわかる人は、いったいこの世にいくばかりが存在するのか。


 男の願いは叶うのだろうか。

 本当の人生という旅が始まる。

 人生の再発見の旅が始まる。

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