表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第3章 奴隷少女
21/1085

開き直り

「な、なんなんです?」


「ああ、そんなことは別に()()()()。構わないがな。

そんなことのためだけにお前はここを潰したのかと思うと、ひゃははは!おかしくてな!」


「そんなこと、ですって?」


「そうだ。俺が謝ったところで多少の溜飲は下がるだろうが!

それだけだ。何も変わりはしない。そいつの過去も俺の未来も!」


「一体なにを……」


「ああ、そうだ!くそったれめ!結局、何をしようが、俺は死ぬんだよ!」


「死刑かどうかはまだわかりません。反省の態度を見せればあるいは……」


「そういうことじゃねぇんだよ!はは、どうして俺みたいな奴隷商人が生計を立てれると思ってんだ?」


「それ、は……」


商売の基本は需要と供給だ。


きっと、それは奴隷商人でも同じだっただろう。


つまり、奴隷を求めるものがいるから、存在する。


男はそう言いたいのだろう。


「だとしても、違法であることには変わりません」


「違法、違法ねぇ……じゃあ、なんで買う奴がいるんだ!必要だからだろ!」


「それは裁判で話して下さい」


「裁判?ハン!そんなもの受けられる筈がないだろう!」


「どういうことです?」


()()()()んだよ、俺たちは!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ