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9.滅亡の危機

 その後三ヶ月が経過した。

 世間では全世界中が恐怖に包まれる衝撃的な事態が起こっていた。

 アメリカ西海岸の上空におびただしい数の葉巻型の黒い飛行物体が現れたのである。

 エイリアンの襲来? 知性の生命体の襲来なのか?

 いや恐らく知性の生命体ではないだろう。彼らには生命環境を維持するための宇宙船のようなものは必要がないからだ。

 やがて黒い飛行物体は太く輝く光を発生させ、次々に大都市のビルを破壊しだした。その光は、戦闘機でいうところのピンスポット攻撃であったが、かなりの頻度で発射されているので、ほとんど絨毯爆撃に匹敵するような被害を地上にもたらした。

 人類の方も最新鋭の戦闘機で迎え撃ったが、ミサイルが飛行物体に届く前にことごとく撃ちのめされた。

 メッセージも何もない無言の飛行物体は大陸を横断し激しい攻撃を続け、アメリカ合衆国は壊滅状態となりつつあった。空母は一瞬にして撃沈され、戦車を初めあらゆる攻撃の手段が破壊された。

飛行物体は、核ミサイルは破壊しない。光で捕獲して宇宙空間へ放り出すのだ。これを見る限り、彼らは地球を破壊に来たのではないことがわかる。人類とその文明を破壊しに来たのだ。

 かつて知性の生命体が人間に寄生し人類を滅ぼそうとしていたかどうかは、確証のないことであるが、侵略にしろ自滅にしろ人類の歴史はあと数百年を待たずしてその幕を閉じることは疑う余地のないことであった。しかし、今のこの状況はもっと深刻である。今すぐにでも人類は滅亡する危機にさらされているのだ。


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