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アラフ式特訓

「よし集まったな」


 それから翌日、今日から本格的に特訓が始まった。アラフさんは罪悪感からなのかすごい本気だ。


「超鬼畜アラフ式特訓、まずはお前さんたちがどれほどできるかテストだ」

「待ってました!」

「しょっぱなから…」


 アラフ式特訓ミヤカは最初乗り気だったがテストと聞いた途端やる気を失っていた。ここで俺がどれほどできるか見せつけてやる。


「じゃあ体力テストと行くか…まずは山一周!」

「ルートとかどうするの?」

「まあ、何回も走らせるつもりだし俺の後についてきてくれ、速さは合わせるぜ」

「さあ行きましょう行きましょう」


 やっと山一周が終わり


「ぜぇぜぇ」

「みっともないわねぇ」


 完全になめてかかってた。しかもミヤカは少し疲れるぐらいで全然呼吸が乱れていなかった。アラフさんに関してはさっき何かあった?レベルで化け物すぎる。


「これほど差が出るとは思はなくてな…ミヤカは全然大丈夫そうだがセイアはもっと特訓が必要だな」

「くそー」

「はいはい、ほらセイア水飲みなさい」


 床に倒れながら嘆いているとミヤカが水筒を渡してくれた。


「すまんな」


 2口ぐらい飲ませてもらいミヤカに返した。ミヤカは後から疲れが来たのかかをが赤くなり一気に水稲の水を飲みほした。


「さあ次は座学だ。冒険者は野宿も多い、食べられるものとかを判断できなくては餓死してしまう。しかも受験にもよく出ていた。」


 今回こそはミヤカに勝ってやる!


 座学も終わり…


「点数にして発表する、ミヤカ90点、セイア…45点」

「どうしてだー」

「まぁ常識よね」


 またもや負けてしまった。半分くらいまで行ってるから俺の中でもかなりいいはずだったのに…


「ミヤカ…お前は卒業だ」

「えぇ、初日から?」


 今回、俺とアラフさんは新しいことを二つ知った。ミヤカが天才すぎることと俺の伸びしろは天才であるミヤカを上回るレベルであるということだ。


「暇だしセイアと一緒に頑張ってみるよ」

「教えることほとんどないけどいいならいいんだが…よしセイア特訓だ」

「ばっちこーい」

「やる気だけはいっちょ前だな」


 なぜか余計にやる気が出てきたぞ。

 それから特訓が続き…


「これは?」

「二番がカイフクシ草です」

「よし、山一周だ」

「今回ついていくのパス、さすがに疲れた」


 どれほど走らされたか…


「私も欲しい―」

「すまんがそれは無理だ。俺が言えたことではないが魔眼は自分で将来決めるものだ。セイアお前さんは見たいものを見れるように調節するんだ」

「やばい…全部緑に見える…」

「空気中の魔粒子が見えるほど力を入れるな」


 どれほど目に力を入れたか…


「ぐはっ!」

「受け身を取るんだ、何ならミヤカみたいに守るんだ。ミヤカ、お前さんは武器なしで受け身の練習だ」

「えー、いたいのいやだー」


 どれほど突かれ、どれほどミヤカの新しい特技しったか…

 時は流れ親がとってくれた授業の一日前になり…


「俺明日から授業受けに行くんだ」

「一週間前のやつか?もう学ぶことはないと思うが」

「何それ何それ」


 ミヤカは興味津々だったがいっしょにはいけないだろう。少し悲しいが。


「誕生日の時にもらったんだ、豪華すぎるよな」

「じゃあ俺との成果まずそこで発揮して来いよ」

「はい!」

「明日からセイア来ないなら来たくなーい」

「おじさん一人だと悲しくて死んじゃうー、追い込みで応用問題たくさん作っとくから」


 そんな冗談を言い合いその日は解散した。

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