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第88回 女性天皇と女系天皇の違い

 今回は、最近色々と話題になっているこの件について。


 女性天皇と女系天皇の違い。これ、わかっていない人が多く、そのため、「愛子あいこ内親王を次の天皇に」などと、やたらとマスコミが推すわけです。


 実は、それが非常に危険なことだとわかっていないわけです。


 女性天皇というのは、その名の通り、「女性の天皇」で、日本史においては、有名な推古すいこ天皇など歴代に8人存在します。


 しかし、女系天皇というのは、実は存在しておらず、日本の皇統はずっと「男系」で続いていたのです。


 では、主に左翼が支持する「女系」になると何が危ないかというと。


 簡単に言うと、「皇統が途絶える」ということです。


 わかりやすく例を挙げましょう。


 現在、愛子内親王と、佳子かこ内親王が未婚ですが、このお二人のどちらかが仮に天皇になって、その後、結婚した場合、夫となる人物が「皇統の外」から来る人になるわけです。


 ということは、仮にお二人の間に子が出来て、その子が天皇になった場合、その父は「皇統の外」になるわけで、「あれ、日本の皇統はどうなった?」と、辿たどれなくなり、血筋がわからなくなるわけです。


 さらに言うと、その父が仮に外国人だった場合、もはや天皇家ですらなくなってしまうわけです。


 それこそが、天皇制解体を狙う左翼の思惑なのですが、古くから日本の皇統、あるいは世界の王族も大体そうなんですが、基本的に全て「男系」で継いできている理由がそこにあるわけです。


 男性が継いでいくと、すべてわかりやすく「天皇家」の血筋になるけど、女性が継ぐと、「皇統が途絶える」というわけで、ある意味、2000年以上も続いてきた皇統が断絶する、というより「血筋がわからなくなる」恐れがあるわけです。


 確か、日本保守党の百田尚樹さんがおっしゃってましたが、過去8人いた「女性天皇」はいずれも「ピンチヒッター」のような物で、一時的に天皇になったけど、いずれも生涯未婚だったり、すぐに男性に継いだりしていたはずです。


 なので、「男女平等」とか「男が継ぐ考え方が古い」とか言っている左翼の言うことが危険なわけです。


 その前にそもそも「庶民が皇統の後継ぎに意見をする」というのが、「不敬」で、戦前なら逮捕されても不思議ではない案件なんですけどね。


 あと、「女系天皇」という言葉自体、昔はなかったはずです。

 これも左翼が広めた言葉でしょう。


 過去の歴史を見ると、権力者の織田信長、豊臣秀吉、徳川家康などいずれも、「皇統には干渉しない」ことを貫いており、つまり日本史において、「皇統を重んじる」ことこそが古くからの伝統だったわけです。


 その2000年以上にも渡る伝統をわざわざ崩す必要はないのですが、それを壊したいのが、左翼の狙いだとは思いますけどね。


 もっとも、真子様のように、一般人と結婚して皇統を外れた、元・皇族にはあまり関係ない話にはなるでしょうけど。


 個人的には、佳子内親王がお美しいと思うので、きちんとした婿さんを迎えて幸せになって欲しいな、と願っていたりします。


 なので、左翼思想に染まったマスコミなどがよく言う「愛子内親王が素晴らしいから次の天皇に」というのは、実は筋違いで、いくら素晴らしい人物であったとしても、天皇制の伝統的には間違いになるわけです。


 まあ、いずれにしても、「天皇家のことは、天皇家が決める」のが正しいと思うのと同時に、悠仁ひさひと親王という、皇位継承資格者がいますからね。


 通常なら、悠仁親王が次の天皇になるべきでしょうね。


 もっとも、ひたすら「男系」だけで繋いで行くというのも、女性しか生まれなかった場合、いずれ断絶するかもしれない、という危険性はあるので、そのために宮家みやけが複数あったりするわけですが。


 どうも、最近、この「伝統」が軽んじられている風潮があるように思えてなりません。

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