第64回 北条政子以来の女性リーダー
また、現代政治的な話になって、申し訳ないですが、改めて高市早苗さんが、日本初の女性首相になったことは非常に大きいです。
実際、彼女は非常に有能で、努力家なので、昨日は日経平均株価が5万円に迫るくらい伸びました。
私は投資家ではないですが、市場というのは正直で、「経済に期待が出来る」と見ると、株価は上がります。
逆に、「経済に期待が出来ない」と判断すると、株価は落ちます。
去年、自民党総裁選で高市が有力と見られていたのに、決戦投票でまさかの石破が勝利。
そして、その瞬間、株価が暴落しました。それくらい投資家はがっかりしたということ。
今回は、その真逆ですが、それだけ期待は高いということ。
SNSでは「北条政子以来800年ぶりの女性リーダー」という見出しが載ってました。
北条政子はご存じの方も多いと思いますが、平安時代末期から鎌倉時代初期に活躍した人で、源頼朝の妻。
彼女は、頼朝が亡くなって、頼家、実朝という子供たちも亡くなったことで権力を手にしたのですが。
ちなみに、女性リーダーで言えば、室町時代の日野富子、戦国時代末期の淀君なんかもいますが、どちらもトップリーダーではない上、印象的によろしくないというのもあります。
それより古くなると、推古天皇や卑弥呼になってしまいます。
私は、個人的な意見として「有能な女性ならトップに立つべき」と思っています。
逆に、「有能ではない女性がトップに立つと悲劇」だと思っています。
でも、これについては「有能ではない男性がトップに立つ」でも悲劇なので。それがまさに石破茂でした。
日本は、男性優位社会ですが、フェミニストたちは、この女性の高市さんが総理になったのに全然喜んでません。
それは、日本のフェミニストたちが、「自分たちが推す便利な女性」しか認めないから。
まあ、この言わば「似非フェミニスト」がうっとうしいのですが。
とにかく、左翼が幅を利かせすぎて、日本はおかしくなっていたので、高市さんでまともに戻してほしいです。
実際、高市さんは政策通でとても賢い女性。
日本神話では、「天照大神」が神様。
困難な時代だからこそ、有能な女性が引っ張っていくというのには、私は賛成です。
確か、高市さんはイギリスのサッチャーを尊敬しているとか。サッチャーと言えば、主に1980年代に活躍したイギリスの元・首相。
「鉄の女」と呼ばれたことで有名。
左に傾きすぎた、今の日本を是非「強く」して欲しいです。当たり前ですが、経済的に強くならないと、国は栄えません。
相変わらずテレビ、新聞などのオールドメディアは、「高市叩き」に熱心で、とにかく何でもかんでも叩いてますが。
かつて、インターネットがない時代。
多くの国民がこのオールドメディアに騙されていました。
私も、昔、父からよく「新聞を読め」と言われて育ちましたが、その新聞などに我々国民は騙されていたのが、最近になって顕在化してます。
それこそ安倍政権くらいまでは、まだまだオールドメディアが優勢でしたが、ちょうどその辺りから、SNSを中心にインターネットの言論が盛んになります。
そして、多くの国民が気づいてしまったのです。
「テレビや新聞はおかしい」と。
明らかに、「左」の思想の人しか論客を出さないですからね。「右」の思想の人を出して、論争させるならまだわかりますが。
ちょっとでも「右」だと徹底的に叩く。
まあ、これにはテレビ・新聞共に「左翼」思想のパトロンなどがいる、そして高齢者が左翼中心だからという影響があるとは思いますが。
なので、私は最近ほとんどテレビのニュースを見なくなりました。
もはや公平性が保てず、「害悪」でしかないとすら思ってます。公共放送であるはずのNHKですらひどいです。
今や、テレビや新聞に騙されるのは、高齢者だけでしょう。
この辺り、実はアメリカも似ていて、先のバイデン大統領の時は、散々、左に傾いてました。
で、現在のトランプ大統領になった、前の大統領選挙でも、散々、民主党のカマラ・ハリスを中心に左に煽ってましたが、多くの国民が共和党のトランプを支持。
その意味では、日本もアメリカも似たような物かもしれません。
ただ、ヨーロッパを中心に、行き過ぎたグローバル政策や移民政策が見直されていて、移民が増えすぎて問題になっているドイツでは「ドイツのための選択肢」(AfD)が勢力を伸ばしていますし、同じように移民が増えたイギリスでも、「リフォームUK」(イギリス改革党)が勢力を伸ばしています。
なので、この流れ自体が世界的な物なのかもしれません。
すでにアメリカではトランプ、イタリアではメローニが自国ファーストの政策を取り始めて支持を集めています。
ということで、やっと少しだけ「希望」が見えてきました。何しろ岸田・石破政権でものすごく「暗い」印象しかなかったので。
実際、あの左翼政権のせいで、移民だらけになり、治安が悪くなりました。特に首都圏に住んでいる私にとって、外国人が自動車の免許を取って、めちゃくちゃ暴走して事故ったりというニュースを聞くと、悲劇であり、恐怖しか感じなかったのです。
もっとも、私は自民党員ではないですし、全面的に自民党を支持しているわけではありません。
石破のせいで、議席を減らしまくった今の自民党では、たとえ高市さんでも立て直すのは簡単ではない、とは思っています。
ちなみに、「奈良県人としても初」の総理です。総理大臣を最も多く輩出してきたのは、山口県ですが、これは旧長州藩の関係者が多かったから。
昨日は、まさに歴史的な一日になりました。




