表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
戦国鬼  作者: 騎士理 徹 (きしり とおる)
53/388

第五十三話

山伏達は山襞を滑るようにして虎千代と段蔵の前に立ちはだかり、錫杖の頭飾りを外した。


頭飾りを抜き捨てると、諸刃が槍の様に現れた。


山伏達は相当鍛錬された刺客であると、一目で見て取れた。


「小僧を渡してもらおうか」


一人の山伏が低い声で段蔵に言うと、他の二人が素早く三方に分かれ段蔵を取り囲んだ。 


「断る」


段蔵が威嚇を含めた凄みのある声で言うや否や、錫杖が三方から一斉に段蔵に襲いかかった。


段蔵はとんぼ返り、攻撃をかわしながら手裏剣を三方に放散し、九十度にそびえる岩肌を蹴って体を反転させ、膝のばねを収縮させた。


「標的確保」


段蔵はにやりと笑って、極限まで縮めたばねの箍を一気に解放した。


空気抵抗を避け、一の字に飛ぶ段蔵が矢の様に空を裂いた。


次の瞬間、標的にされた山伏の首が飛び、切り離された胴から血が噴出した。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ