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戦国鬼  作者: 騎士理 徹 (きしり とおる)
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第四十話

「段蔵さ~ん。休憩しようよ。休憩。寺出てから歩きっぱなしだよ~」


だらしなくへたばる虎千代の姿を、段蔵はちらと見て、虎千代の傍まで戻ってきた。


段蔵は腰につるした竹筒の栓を抜き、虎千代に手渡してすぐに背を向けた。


「段蔵さんも座りなよ」


立ち尽くしたままの段蔵に虎千代が声をかけたが、段蔵は一向に座ろうとしない。


「段蔵さん無口だね。今日出会ってから僕しか喋ってないもの」


虎千代は竹筒を傾けて水を喉に通すと、竹筒を持った腕を段蔵に伸ばした。


段蔵は竹筒を受け取ると


「おぬしが喋り過ぎなのだ」


憮然と応えた段蔵の声は、薄汚れた旅装束からは想像できない、透き通るような声だった。


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