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竜族族長の娘  作者: 五月雨 アルト
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行ってきます

レイミア視点です。


























 ふぉぉぉおおおおおぉぉぉおおおお!!!!






 はい、テンションマックス~。








 皆さんこんにちは、レイミアです。前回おはようございますだったので今回は強制こんにちはです。










 さて、今回私がなぜこんなにもテンションが高いのでしょうか。答えは簡単です。前回の会議でお出かけが決定されたのです。ーーなんかお出かけ事態は "いんじゃね?" 的な感じで簡単に許可が出たそうなんですが、どの国に訪問するかにかなり時間がかかったそうです。そして決まらなかったので、最終的にはくじ引きで決めたそうです。













 ......いや、うん......わかる、わかるよ? 確かにお偉いさんが御忍びで国に来るなんて警備が大変だし、そのお偉いさんが満足するようなおもてなしとかかなり大変だと思うよ? でもさ、来てほしくないから良い大人が口論しまくってくじ引きで押し付けるって酷くないですか?! 私じゃなかったら泣いてますよ!? ギャン泣きしてますよ?! 私は精神が大人なので泣きはしませんが、傷付かない訳じゃ無いんですからね!










 さて、こんなに荒れていても初めての国外へのお出かけは大変楽しみです。まるで気分は遠足前の小学生です。るんるんです。でも大変残念なことに一緒に行ってくれるのがアシュリー兄さんとノア兄さんだけなんです。家族みんなで行ければ良かったのですが、パピーは族長の仕事で長くは里を空けられないので無理。マミーはパピーに強制的に付き添わされて無理。ラブラブですね......レオン兄さんは薬の研究て手が離せない(周りが離させない)ので無理。アルフレット兄さんは専門職を学ぶの為の学校(専門学校)があるので無理。なので、ちょうど長期休みが被ったアシュリー兄さんとノア兄さんが付き添いで一緒に来てくれるそうです。親バカ&兄バカなのでとても悔しがってましたが、皆最終的にはきちんと送り出してくれる見たいです。(しぶしぶ)








 まぁ、本来ならば移動時間込みで、一ヶ月かかる所を私たちは空を飛んで行くので、10日で済みます。私はまだ飛べませんが、兄さん達が竜に成って運んでくれるそうなので一安心です。










「レイミア、そろそろ行くけど準備は良いかい?」


「平気」


「行きはアシュリー兄さんが乗せてくれる......でも、帰りは僕が乗せるから」


「ありがとう」


「ん」


「じゃあ、お前達、レイミアのことはしっかりと頼んだぞ」


「わかってます」


「当たり前」






 心配しすぎですよパピー......私ヘマなんてしませんよ! ーーあ......これってフラグになるんでしょうか?......






「じゃああなた達、きちんと気を付けて行ってくるのよ! 今回は貴方達だけではなく可愛いレイミアちゃんが居るんだから細心の注意でね!」


「チッ......私も仕事さえなければレイミアとお出掛けできたものを......アシュリー兄さん、ノア、レイミアに傷1つでもつけてみなさい、ただでは済ましませんよ」




 ーーあの上品なレオン兄さんが舌打ちした!? どれだけ悔しかったんですか......




「当たり前だ」


「レイミアの事は僕に任せて......」






 レオン兄さん大袈裟ですよ。そして兄さんsは頷かなくて良いと思うよ......

 こんな感じで私がいちいち心のなかで突っ込んでいると、そろそろ出発しなければいけない時間になった。





「それでは呉々も気をつけて行ってきなさい。良いかい? 呉々も、だよ?」


「はい、行ってきます」


「行ってきます......」


「行ってきます」






 私は、こうして今日初めてこの里から外に出ました。里の外には、私の知らない事が詰まっているのかと思うと、胸がいっぱいになって、何時までもテンションが下がることはありませんでした。

昨日は投稿出来ず申し訳ございませんでした。

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