可能性は無限大?いいえ、無限ではありません。
予約投稿です。
その日の夜、レインさんが客室にお泊まりして行くと言うので、夜ご飯をリントヴルム一家とレインさんとで、一緒に食べました。
けれども、レインさんは美味しいとは言ってくれたが、その瞳は何だか寂しそうでした。
「御飯まで頂いてしまってすみません.......」
「いやいや、気にしないでくれ、楽しい食事だったよ」
「ありがとうございます」
暫く話が続きそうな予感がしたため私は、こっそりとスナイパーと共に部屋を出た。
部屋を出た私とスナイパーは、部屋へ戻らず林の前にある縁側へ向かった。夜寝る前に此処で涼むのが私の日課なのです。スナイパーが仲間に加わってからは、そこでスナイパーも一緒に涼むようになりました。
「きょうはなんだかにぎやかでしたね~」
私がそう、スナイパーに話しかけると返事をするように、緩く頬を私に擦り寄せてきました。
うん、可愛い。
「それにしても、わたし、てんぞくのかたには、はじめてあいましたが、あんなにうつくしいはねでそらをとべたら、とてもきもちがよいのでしょうね」
返事が来ない前提でスナイパーに私は話しかけている私は、端から見たら動物に話しかけているヤバイやつみたいに見えるのでしょうか......
そんなことを考えていると、私に声をかけてくる影がありました。
「そうでもないですよ」
「!!」
え、え!? 何時の間に私の近くにいたのですか!? え、スナイパー鳴き真似してませんでしたよね!? 気分? そういう気分だったのですか?!
そんな感じで心のなかで、パニックに成っている私など無視して、レインさんは、話続けた。
「こんな羽、家の皇女様に言わせれば、天使の成り損ないらしいですしね....」
レインさんは、嘲笑うように羽根を見ながらそう言った。どうやらその羽根にたいして、コンプレックスのようなものを抱えているらしい。
「......なりそこない?」
「私の一族はご覧のように、容姿が神話に出てくる天使ににていることから、天使族とも呼ばれることがあるのです。ですが、魔法特化のエルフには、魔法で負け、空中戦では竜族より劣る。純粋な天族ならわかりませんが、私は混血ゆえにそう蔑まされて居るのですよ。だからこそ、今回の様に代えが効く伝達役ばかり任されているのです。誰がやっても変わらない......」
まぁ、あなたに言っても仕方のないことなのですがね。
そういうレインさんの瞳は、やっぱり寂しそうだ。と言うか、ハース王国は差別のない国だと聞いていたけれど、実際そうでもないのでしょうか? こんなに綺麗で優しそうな人でも、混血だというだけで蔑まされてしまうのですね。
「こんなにうつくしいのに、わるくいうかたがいらっしゃるのですか?」
「見た目の善し悪しなど、可能性のある者の前では無力も同然なのですよ」
「?わたしは、あなたにはたくさんのかのうせいがあるようにみえますが」
うん、だって前世で見た黒いワンピースを見にまとった魔法少女だって、箒で飛ぶこと以外なにもできないからって、少女にできる仕事を開いて活躍?してましたもんね!
可能性なんて人それぞれですよね!
「それは、貴女がなにも知らないからですよ」
「でも、なにもしらないからこそ、みえるもの、みえる世界があるのですよ?」
私は本当になにも知らない、純粋で無知な子供ではないけれど、子供には子供の目線があるのだ。まだまだ柔らかい頭だからこそ、みえるものというものが、少なからずあるのだ。子供だからと侮ってはいけないのですよ。
「!!.........みえ、ますか? この、私に?」
「? みえますけど」
「そう......ですか。あなたには、そう見えるのですね。」
「かのうせいなんて、0(ゼロ)じゃなければいいとおもいます。あなたにかのうせいがない、かのうせいなんて、5びょうごにあなたにむかっていんせきがおちてきて、あなただけたすかるかくりつよりひくいのですよ」
あ、何か私今良いこと言った気がします。え? 台無し?すみません。でもわたしの話し方が平仮名な時点で、もうすでに台無しなので許してください。
「......ふ、ふふふ....そうですね......なら、大丈夫ですね」
レインさんは、一瞬キョトンとした顔をした後に、可笑しくて仕様がないと言う感じで、口にてを当てて綺麗に笑った。
なにが、とはいわなくても、何となく伝わる。
......それにしても、私の周りに居る男の人達は笑い方が美しすぎやしませんか? 私より綺麗に笑うとか、女の私の立場は何処に.........
うん、まぁ、レインさんが楽しそうだし、もう、寂しそうにはしてないし、いっか............
まだ身体的には3歳~4歳辺りなのでレイミアの話し方はつたない感じで書いています。
読みにくくてすみません。




