《日常》
某住宅
?『和魔!起きなさい、朝よ!』
八咫烏『オイ、和魔、母上様が呼んでるぞ』
和魔『う~ん、分かった起きるよ・・・』
母親の大声で起き上がる少年、この少年こそ魔と戦う魔祓いである【不知火 和魔】であった。
和魔『おはよう、母さん』
母『おはよう、和魔、父さんにも挨拶なさい』
和魔『分かった』
仏間に行き、仏壇の前で手を合わせる
和魔『(父さん、ゴメン、昨日の夜、魔を仕留め損ねた でも、目印は付けたから次は確実に仕留めるよ)』
八咫烏『おはようございます、母上様』
母『おはよう、八咫ちゃん、はい、ご飯』
八咫烏『ありがとうございます』
母『和魔も早く食べちゃいなさい』
和魔『は~い』
朝食を食べ終え、身支度をし学校へと行く
和魔『じゃ~行って来ます』
母『はい、行ってらっしゃい』
八咫烏『行ってらっしゃい』
家を後にし、学校へと向かっていく途中、後ろから猛スピードで迫り飛びつく者がいた
?『かーずーまー!!トオッ!』
和魔『うわっ!』
?『おはようさん!和魔!』
和魔『オイ!蛍、危ないだろ!』
蛍『アハハッ!メンゴ、メンゴ!』
この朝からテンションの高い少年は、和魔の学校のクラスメートである【鞍馬 蛍】だった
和魔『まったく毎日、毎日、飽きもせず飛びつきやがって!』
蛍『まぁまぁ、いつものスキンシップじゃん!』
和魔『朝っぱらから鬱陶しいんだよ!』
蛍『とか言って、嫌いじゃないくせに!アハハハハッ!』
和魔『友達やめるかな、そろそろ』
蛍『ちょっ!和魔、それはないよ!』
和魔『ぷっ!嘘だよ!ハハハッ!』
蛍『和魔の意地悪!』
たわいの無いやり取りをしながら、学校へと向かう2人、この平和な日常が長く続けば良い、大切なものを守れたらいいと心から思っていたが、この時はまだ、あの悲惨な出来事が起こるとは誰も思いもしなかった




