小学校生活【弐】
四年生の佐々木正真君。。。
人生最低の時に更なる追い打ちが。。。
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前回。四年生になってから散々な結果になってしまった一学期。夏休みはどう過ごせばいいのだろうか、迷っている主人公の佐々木正真しょうま。この夏休みで友・達・との関係は戻るのか。。。
暑い。今年は猛暑だった。クーラーのない家が多い北海道。うちわやせんす、扇風機でしのぐ日々。そんな時、アイス食べながら一人、じっと暑さに耐える自分。なんか夏休みって感覚が体を包んでいる。なにかゲームに熱中するわけでもない、集中して勉強のために机に向かってもいない、無駄なんてものと違う。夏休みを満喫しているのだ。アイスが溶けそうになって、急いで食べる。頭が痛くなる。なんて幸せなんだ。
ある時、自分の家の電話に一通連絡が来ていた。前に徒競走に関してもめた男の子だった。連絡網がないと誰か分からなかった。とりあえず電話してみた。あまり話したくなかったが、なにか重要な連絡とかだとほおっておけない気がした。着信履歴の一番上に表示されている電話に決定ボタンを押す。プルルルルッ。。。と呼出音が鳴った。音が無くなった。声は。。。
「現在、電話に出ることができません。。。」
お姉さんの声だった。電話を切ってから確認すると、かけてきたのは2時間前だった。きっと出かけているのは、自分の部屋にこもってると思ってあきらめることにした。
次の日、違う番号から電話があった。知らない番号でドキドキしたが、とりあえず出てみた。すると、いつも帰りが同じ女の子からだった。要件を聞くと何やら相談があるらしい。なにか怖い感覚に襲われた。その時、今度夏休み中に会えるかどうか確認された。自分は何にも予定が無かったため明日にあの子の家にお邪魔することになった。すっごく緊張した。自分の憧れの子と部屋で二人っきり。。。卑猥なことを想像してしまう小学校4年生だ。
そして、明日が今日になって、暑い日のため汗がとまらなかった。しかしなにか違う汗もたくさんかいていた。家の前に到着してインターホンを押す。すぐに応答があった。その声はあの女の子だった。
「今行くから!」
と告げたあとすぐ切られてしまった。
言った通りにすぐ出てきて出迎えてくれた。室内はエアコンがかかっていて生き返ったような気持ちになった。そのまま部屋に入れさせてもらった。なんとも女の子らしい部屋と匂い。そんな部屋を見ながら案内された椅子に腰を掛けてしばらくまっているとオレンジジュースが出てきた。そしていきなり女の子が
「あの。。。相談っなんだ。けど。いい?」
なんか緊張した震える声で膝の上にあった両手が強く拳に変化していることが分かった。
「いいよ。こんな僕でいいなら。どうした」
するとおもむろに机の引き出しを開けて震える手をおさながら自分に一枚の二つ折りになっている紙を差し出してきた。当然不思議に思った。受け取り、開いてみると。。。
【遺書
私は、死にます。きっと友達は、何故なのは知りたいと思う。だから遺書としてあなた達に伝えます。私は長い間、父親からの体罰がありました。今だって続いています。そんなストレスに我慢しながら学校生活を送り、一人の友達はクラスから、いじめを受けています。そんな姿を見ていて助けたい気持ちはあります。しかし自分一人では解決しない。そうやって悩んで帰れば酒に酔い潰れた父親が私を殴る。そんな生活をしばらく続き、いつか私もいじめの対象になるという恐怖と、父親に殺される可能性がある事がとにかく怖い。私の命。私の手で私の命をなくさせてください。ありがとうございました。】
という言葉が刻まれていた。続けて女の子は
「読んだ?そこに書いてある通りなんだ。明日、高台の団地の屋上で死ぬの」
「飛び降りか!?」
とっさに出た言葉だった。しかしあの子は首を振った。
「薬品を使った自殺をするの。死ぬなら部屋じゃなくて見晴しのいい場所で死にたい。」
そう言って、カバンから一つ薬品を取り出した。その名前は、
『エチレングリコール』
だった。用途は車のエンジンオイルの不凍液として使用される。一見安全そうにみえるが、消防法上は危険物第4類の第3石油類に分類されている。飲んでしまうと腎臓に負担をかけてしまう。死亡の危険性が高い。
「なんで。それを」
そう女の子に問いてみた。
「ネットで調べたらこれが小学生が簡単に手に入る薬品だったから。」
そう言った。
「やめてよ。。。僕は君がいなくなったら話す人がいなくなるんだよ。。。さみしいよ」
「そんなものはそっちの自由でしょ?私の辛さになんて分からないくせに!!!!!!」
急に激怒した。とりあえず謝罪した後にこう聞いた。
「なんで僕を呼んだの」
「それはね。この遺書を持っててほしい。」
「ぼ。。。僕が?!」
いきなりの重要人物になってしまった自分はどうするのが正解か分からずにその手紙を受け取り、帰宅した。
その後、ずっとその手紙を机に広げてみていた。胸が苦しくなってくる。辛くなる。父親が許せない。でも今の自分が出来ることは、この紙を遺書としての価値を無くすこと。要するに自殺させないこと。遺書の内容には自分のいじめの内容が書かれている。自分が見てみぬふりは出来ないと思った。なんとしても彼女を助ける。絶対に。
女の子が自殺行為をする時間が分からないため朝7時から団地の下から見ていた。すると思いのほか早く来た。だいたい、一時間位しか待っていない。彼女が階段を上がり始めたらすぐに後を追った。彼女は屋上につくなり、深呼吸しながら新約聖書の数ページを読み出した。それが終われば目を閉じ、ゆっくり呼吸を始めた。まるで世界と自分が生きてることを確かめているように見えた。目を開け、綺麗な大空を見た。その後、目を足元に置いたカバンを見ていた、しゃがんで中から取り出したのはエチレングリコールだった。自分はとっさにあの子の前に立った。
「死ぬんじゃない。」
一言だけ放った言葉は彼女の逆鱗に触れた。
「昨日も言った!貴方は私の苦しみなんてわからない!死ぬ以外に手段があるの?!ないよね!あったらもう試してる!だけどどれも失敗だった!だから死を選んだの!!」
彼女は泣きながら大声で放ちながらしゃがんで顔を隠した。自分はもうとにかく説得した。
「自分はいじめられている。だけど、君の気持ちはわからない。父親になんて殴られるなんてされたことがない。でもね、子供は親を選べない。自分の人生で唯一自分で決めることの出来ないことなんだもん。でも死ぬ、生きるは自分で決めればいい。自分がこれから何がしたいのか今想像してごらん?将来の夢。未来の世界とか。ほら、楽しいことが一回はあるよね?君には友達がいる。僕にはいない。ここが違う。助けてほしいって言える人がいるよね?それって素晴らしいことなんだよ?将来、その友達と会ったり話したりしたら、君の心はすっきりすると思う。そんな何か起こるか分からないこれからの未来を見ないで、たった9年か地球に存在しないの?君の9年は無難な人生じゃないと思う。壁しかないと思う。だから、自分自身の心を強くしようよ。壁に当たってもつぶれない頑丈な心を。一緒に作ろ?」
なんでなんだろうか。このいじめられている人がこんな無責任なことを言っていいものなのだろうか。。。でてきた単語をとにかく話した。なのに、なにかしっかりとした文になっていた。すると女の子はゆっくり立ち上げり、また青空に目をやった。
「私ってさ、誰かの助けになれるかな?生きていいのかな。自分が苦しいから死にたいけど悲しむ人っているのかな?もしいるのならそのほうが苦しいのかな。」
そうやって空に質問していた。自分はそこにいるだけの存在になった。
「ねえ。ごめんね。私死ぬなんて言っちゃって。まだ私には生きる価値があるかもしれない。ありがとう。」
そう言って、カバンに薬品をしまいのそのままあの子は一階に下りて行った。自分はその誰もいない空のした、まるで東京ドームの中心でたって一人取り残されているような寂しく、切ない気持ちになった。遺書はその団地の下のところに埋めた。証拠隠滅。
こうして、自分の夏休みはなにか平和に終わった。
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。
。
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そう思ってた。
二学期最初の登校日。まだ北海道は残暑の影響で大変暑い。また汗をだらだら流しながら歩いていた。普段と変わらないように教室に入って、誰かと話すこともしないでただ置物のように座っている。しかし自分でも分かるほどに教室の空気が重く、男子も女子も静かにしていた。ふと、後ろ付近の座席を見渡すと衝撃的だった。
あの子の席の上に一輪の菊の花が綺麗な花瓶に刺さっていた。。。。え?何が起こってるの?誰か脚得てくれ。今どういう状態なのだろうか。とにかく混乱した。でも、確実なことは、あの子が死んだ。
始業式は何も触れていなかった。
そして、暗い空気のまま今日を終わってしまった。自分は何が出来たんだろうか。あの時、屋上で話したことが逆に悩ませる大きなきっかけになってしまったのではないのだろうか。泣いた。今日はとにかく泣いた。泣いたってなにも解決しない。そんなことは今までの生活で痛いほど知っている。でも我慢できない。これからの帰りもずっと一人。自分の気が置けない友人が一人消えたん瞬間だった。。。
数日が経った。自分はいまだに心の傷は治っていないが、学校には登校した。毎日、あの子の席が目に入る度に思い出したしまう。いつも通りに席に座ると、男子の一人が自分の席の脚を蹴って自分を倒した。
「おい。お前。何普通な顔してんだよ!!てめーのせいであの子は死んだんだ!!」
はっとした。それと同時に絶望感に覆われた。自分のせいだったんだ。やっぱり自分があの子を殺したんだ。。。。その日から、学校には行かなくなった。
遮光カーテンで閉ざされた自分の部屋で、どれほどタオルを濡らしただろうか。親も半分諦めで、声も掛けずに仕事に行った。急に一人になると、心細く、辛くなる。するとまた涙が出てくる。
「僕が殺したんだ。。。僕が悪いんだ。。。でも何もできなかったんだ。。。」
そうやって、常に自問自答を繰り返し、食事もろくに取らないで、体重は5kgも減った。自分が死ぬべきだった。あの子はいない。自分も死にたい。死なせてくれ。
その時机の上にあった固定電話の子機が呼び出し音を出し始めた。知らない電話だった。恐る恐る出てみた。
「はい。。。」
「僕かい?あの子の父親です。今から家にきてくれないか?」
「はい。。。」
自分はある程度の身支度を整え、また夏休みと同じ場所に立った。今インターホンを鳴らせばあの声が出てきそうだ。しかしあの子の父親だった。中に入れさせてもらい、リビングのソファに案内された。家は散らばっていた。母親の精神が狂っているようだ。するとあの子の父親が
「君。名前は?」
「正真といいます。。。」
「正真君。あの子が自殺してからあんまり学校に登校していないって聞いたよ。正真君は学校に行ってくれ。あの子からそんな声が聞こえたんだ。。。俺も信じれないんだ。俺の教育の仕方であの子が自殺するまで苦しんでいたなんて。。。」
父親の声は震え握り拳を作り、ずっと自分の膝を殴っていた。ズボンには、父親の雫がしみて行っていた。
「あの子の分まで生きてくれ。あの子には君しか仲のいい友達はいなかった。どうかどうか悲しまないでくれ。。。」
自分は必死に涙を抑え、ゆっくり頷いた。
。。。と言われたが、自分はその後の数日間は行かなかった。いくら遺族から励まされたって、自分の心が終始落ち着かない。またベットの上でじっと考える。あの時、ほかに言ってあげる言葉があったのではないかと。そう思うと後悔しか出てこなかった。
一週間かに週間過ぎた日に登校した。しかし別に歓迎もなくまた冷ややかな目線が自分に降り注ぐ。また心細さが心を苦しめた。しかし、別にどうといったことは無かった。誰とも会話ができない状態だが、過激ないじめは少なくなった。と、思いたい。。。【参に続く。。。】
【作者の見解のコーナー】
あとがき前に暇があれば、お読みください!
まずは閲覧していただいてありがとうございます。今回の小学校生活の弐では憧れの人が亡くなるっていう回でした。見解のコーナーでは今までの話と関連付けて話します。
主人公は大変苦しいいじめにあっています。さらに先生は主人公のSOSを無視し、自分の名前に傷がつかないようにしていますね。自分的な見解ですが、いじめは無くなりません。それは学校のいじめる側に対する更生プログラムがあまりにも甘いからだと思います。じゃあどうするの?って話になりますね。いじめられる側の心を強くしなくてはいけません。いじめる側の更生プログラムは再犯しないようにしつけます。しかし、いじめられた側は心の傷を癒すことしか学校側は処置しません。なぜか。といいますと、小学生は人間としてまだ精神的には不安定なため、何かを行うことができないのかもしれません。
もし、また同じことが繰り返されると、いじめる側は強くなり、いじめられる側は弱くなります。
例を挙げますと、骨は折る回数が多いとその部分が弱ってきます。だから少しの衝撃でも折れてしまいます。それと同じで、いじめられる側の心の傷を癒してもメンタル的にはよくありません。同じことが繰り返されれば、気持ち的に挫折するスパンがどんどん短くなると思います。
とくに、気持ち的に追いやられると、自傷行為や、自殺のリスクが上がります。自傷行為はやってみましたが、痛いし、精神が安定しているときには、しない方がいいです。(笑)
しかし、時に人は精神的に不安定になることがありますね。自傷行為はしない方がいいと言いたいですが、しないと自殺のような取り返しのつかない事態になるほどならした方がいいと思ってます。
でも、これだけは思ってください。自傷行為や自殺は逃げているってことを。さっきも言いましたがいじめられる側の気持ちが強くならないと、事態は終わりません。自分の心を落ち着かせるために自傷行為をすることは逆にその傷を見て、その時の気持ちが帰ってくることがあると思います。だからうつ病などの精神疾患に関連してきます。
まとめますね。心を強くしろ!!
ってだけですね。こういう僕も結構挫折して病むことが多々ありますが。(笑)
では、また!!次回!!
(固い話ですみません笑笑)
こんにちは!
鈴木湊です!
だいたい上の方でいいたいこと言ったんで、話すことないっす笑笑
実はこの小学校生活は構成メモが存在しません。
なので所々少し文の感じの違いが分かったら、それは前回書いた時から間が空いたことを指してます。笑
自分の頭で想像して、そして自分の精神的な気持ちをそのままに書いています。
そんなところも楽しんでください!!
(この物語はフィクションです)




