鏡が手放せない醜形恐怖症もどきだった私
私は子供の頃から容姿のことを何も言われなかった
「いったい誰に似ているんだろうね」と授業参観で友達の親に言われたことが衝撃だった
まだ子供である私になんということを言うのだろうとその当時はなんだかわからずただ聞いてひどく落ち込んだことは覚えている
姉や妹のことは「かわいい」「きれい」「頭がよくて自慢でしょ」といわれて私はいつか自分も褒められるのではないかとまっていたが褒められることはなく鼻水を垂らしている私はとても不細工に見えていたのだろう
同級生にも汚いというそぶりをされる
なんとも、子供は正直なんだと今は思うが、そこから鏡が手放せなくなっていた
「目が小さい」「鼻も低い」
「顔が不細工だからせめて笑顔でいないと迷惑がられる」とわけもなくいつもにこにこするようになっていた
私は大人になったら整形しようと思っていたが化学物質にアレルギーを起こす化学物質過敏症になってしまったので、手術自体難しい体になったことから、
だいぶ時間がかかったがあきらめがつくようになっていた。
病気がなかったら迷わずやっていただろう
いまでもいつでも笑顔の仮面が脱げず体調が悪くても元気そうだと言われる
まぁ、声も大きく高めだというものもあるとは思うが……
——高校の頃の話に戻る、みんな才能があってそんな中にいるのがとてもつらかった鼻炎は漢方で治ったがとにかく自分の顔が嫌いで毎日マスクをして生活していた。
自分の顔を見せると不快にさせてしまうと本気で思っていたのだが、今考えるとそんなに私の顔に興味ないでしょとツッコミを入れられるくらいには客観視できるようになった
今は、鏡をめったに見なくなった。自分の顔にこだわらなくなったからだと思う適度に見て整えるくらいだ
私は思う、一度でもかわいい・きれいだねと言われたかったことをでも今は自分にそんなに悪くないよと言えるくらいまで来たこと
相手はあまり考えず、傷つけてくることもあるけれど、時間がかかるかもしれないがいつかは自分の力で悪くないじゃんといえるようになるよと子供の頃の私に伝えたいと思う




