鏡文字から15万字の小説を書けるようになるまで——ちぐはぐな体
私の体はちぐはぐだ
成功体験もない、他の人は何かしらあるだろうが、私は成績はほとんど1で2が二つくらいしかなかった中学の時に、そもそも鏡文字でよめなかったから、理解以前の問題だった。
それを、伝えられる頭もなくて表彰なんてされている人を泣きながら見つめていた。
本当にガチで泣いていたから、おかしい子だと思われていただろう。
早くに才能がある人を見ると私はこの時みっともないくらいに勉強ができなかったのにと思う
羨まして仕方ないのだ、私はそれが病的に強い
いいねの数やpv数にいちいち揺れ動くのであまり見ないようにしている
鏡文字で文字を読めないところから、今小説を書けているのはものすごいことだけれどまだたりないと悲鳴を上げている
文字が読めたら、勉強できるようになったのかな?とか考えたり
勉強ができる感覚や満たされる感覚を味わいたいと思ってしまう
いつまでも満たされないところは餓鬼みたいだ
満たされたいという思いが先行して、今の自分を大事にできていない
今の自分を好きになるまではまだ時間がかかりそうだ
何を言いたいかも今わかっていない
——時間だけが解けていくように消えていく
年老いてく体と若いころに取り残された感情がいる
何もかもが飢えていて、水のない砂漠のようだ
でも人さじの水があるとするならば小説を書き初めて15万字もかけたことだ
これは飢えをしのぐことは難しいけれど、ただ一つあるのは確かなことだった
色も文字も意味を持ったなかった小学生から高校生までのことを思い出す
少しでも文字が読めたら何かが違ったのかのかと思いながら胸が苦しくなることがある
その経験があるから、今があるのだと思いたい
誰かに承認してもらいたいという欲求が強いからだ
満たされない心はいつまでもこだわり続ける過去から、
「もういいよ」って言ってあげたい
TVを見てすごい人を見て落ち込むのはもう嫌だ
自分で自分に烙印を押すこと自体間違っている
自分だけは自分のことを大切にしたいのにコントロールが難しい
靄を出さないように、気分転換をうまくなりたい
足りない足りないと思う餓鬼にあふれんばかりの食べ物を送りたい
そういう自分になりたい
迷路のように張り巡らされてる思いの塊を溶かして、進めるようになりたい
あぁ、一人じゃないんだなって思えるようになってきた私は少し成長できているのかな
狭い視野じゃなくて星空をみえるかのように未来を見たいとそう自分の感情に飴玉を送りたい
鏡文字から本を読めるようになって今は、小説が書けている
これは事実であり、本当のことだ
少しでも材料を拾い集めて、自分に渡せるようにできるようになりたいと
思う今日この頃だ




