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魔王が現れたから、勇者の子孫らしい俺がちょっくら倒してくる  作者: 堕天の翼のあさぼらけ
章なしって設定できないの?~イワツキからサカドへ

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第45話 勇者海底洞窟に入る

 俺とパーティを組んでんくれたユミコ。

 だけどユミコはよく分からん理由で、戦闘には参加してくれないと、明言しやがった。



「まあ、いっか。」

 俺は受け入れる事にした。

 仲間にはなったけど、戦闘には参加しないユミコの事を。

「でも、サポートはしてくれるんでしょ?」

「さっきから、そう言ってるでしょ。

 ヒーリン。」


 ユミコはぷち回復呪文を唱えた。

 俺の体力は全快する。

「お、ありがとうユミコ。」

「どういたまして。」


 そんな訳で、俺たちは次の目的地、サカドの街を目指す。

 サカドの街は、イワツキの村を南下して、海峡を隔てた南の島にあった。

 その南の島へは、海底洞窟でつながっていた。

 俺たちは、その海底洞窟を目指す。


「へー、懐かしいわね。」

 海底洞窟の入り口見て、ユミコがひと言。

「ユミコの時代にも、あったんだ。」

「ううん。私の時代の頃は、まだ工事中だったわ。

 あの頃も、海峡は魔物がいて船を出せなかったの。

 だから、この海底洞窟を掘る事になったのよ。」

「そうなんだ。」

 ユミコは、この海底洞窟の成り立ちを、解説してくれた。


 早速海底洞窟の中に入るが、中は真っ暗だった。

 俺はたいまつを手にするが、ユミコがこほんと咳払い。

「ライト。」

 ユミコは点灯呪文を唱えた。

 辺りが明るくなった。


 交易路として使える様に作られたこの海底洞窟は、馬車の使用にも耐えられるそうだ。

 だけど今では、ここにも魔物が棲みつき、あまり使われていない。


 海底洞窟は南への一本道だけど、途中で左側の壁が崩され、奥へと通路が出来ていた。

 俺はその通路を覗き込む。

 この通路は、海底洞窟のメインストリートとは、作りが違った。

 明らかに、後から誰かが手を加えた感じだった。


「ユミコ、なんか知らない?」

 とりあえず俺は、ユミコに聞いてみる。

「さあ?

 確か、作業員の宿舎が、ここら辺にあった気がするけど、それとは違うみたいね。」

「ふーん。」

 ユミコの解説を聞きながら、俺は通路に足を踏み入れる。


 ユミコにも分からない、この通路。

 そいやあ、ローザ姫の幽霊が出るって、イワツキの村で聞いたっけ。

 俺はその真相を確かめたい気にかられ、この通路の先を確かめる事にした。

 もしかしたら、この先にローザ姫の亡き骸があるのかもしれない。


 その道すがら、ユーズルの墓でも出会った魔物に出くわすが、今の俺の敵ではなかった。


 そして曲がり角を曲がると、いきなりドラゴンに出くわした。

 そいやあ、イワツキの村で言ってたっけ。ドラゴンが棲みついたって。

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