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事件の始まり

教室に入ると、なにやら教室が騒めいていた。


「なんかあったのか?」


クラスの男子に話しかけてみる。


「あ、転校生!……しょうがねーな、お前にも教えてやるよ!この事件のことを!」


あ、話しかける相手ミスったかも。


「昨日の夕方、部活終わりの女子がいきなりいなくなって、そのまま行方不明らしいんだ」


「いきなりいなくなった?」


「あぁ、吹奏楽部の椎名さんって子なんだけど、楽器の片付けを友達と一緒にしてて、友達が目を離した一瞬でいなくなったらしい」


「 帰ったんじゃないのか?」


「それがさ、友達が電話しても携帯出ないし、家にかけてもまだ帰ってないって言われたらしいんだ」


「そのまま行方不明ね……」


これはやっぱり…妖魔の仕業なのか?


「それでこっからが重要なんだけどよ」


「おう?まだあるのか?」


「な!なんと!椎名さんは吹奏楽部一可愛い子なんだよ!!」


「へぇ…ありがとう」


「…お前興味ないな?」


「ばれたか、正直どうでもいいな」


「ちぇーいい情報教えてやったのにー」


……それのどこがいい情報なんだか。


まぁ、でも妖魔の仕業ならほっとくわけにはいかないな。


小紅に被害が及んでもいけないし。



「え?妖魔の仕業なの?」


俺は昼休みに小紅と屋上で待ち合わせた。


事件のこと、話しておこうと思って。


「あぁ、確証はないけど、どう考えても不自然だし、妖魔がうようよしてるこの学校ならあり得る」


「ふーん?なるほど。…それであんたはどうするわけ?」


小紅が心底どうでも良さそうに髪の毛先を指でくるくるしながら言った。


「ほっとくわけにはいかないし、妖魔を探しだして倒す…かな。まぁ、妖魔と決まったわけじゃないけど」


「そう、わかったわ。けどあたしの下僕なんだから、必要なときは放り出してでも来なさいよね」


「はいはい、わかりましたよお姫様」


「ふふん、よろしい」


小紅は満足そうに言った。




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